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2013/05/14

劇場版シュタインズ・ゲート負荷領域のデジャヴ 感想

遅ればせながら地元の映画館でも上映開始したのでいって参りました。


自分もそうだけど、シュタゲの感想は、ネタばれ覚悟の上か、視聴済みで無ければ絶対見ないものものだと判断の上、特にネタばれに関しては気にせず感想書きます

さてでは、簡単に今回の劇場版の印象をまとめると

紅莉栖が主役で紅莉栖が可愛かった、紅莉栖好きにはたまらない映画だった!
でも、全体ではやや物足りない感が残った

といった感じでしょうか

完全新作のストーリーで、けっこう複雑で綺麗に終わっている本編シナリオに矛盾なく繋がるアフターストーリを構築して、本編の物語、キャラを補完、掘り下げをするという、結構な難易度の高いことをやっている割には、これがしっかりとできていてそこには全く不満がない分、その枷からどうしても物語のスケールがこじんまりとまとまってしまって、そこはやや物足りなかった。

岡部が経験した時間漂流を、今度は紅莉栖が体験することになり、改めて岡部の辿った時間漂流の苛烈さ残酷さを見るものに思い起こさせ、紅莉栖が岡部と同じ道を辿るのか否かという緊張感のなかで、紅莉栖の岡部への思い、岡部の紅莉栖への思いがTVシリーズのシーンと重なりあって、記憶を呼び起こさせ、それが、ボディーブローの様に要所要所で効きまくって、涙腺を刺激してくるところは、本当によくできてたと思う。
ただそれだけにというかシュタインズ・ゲートという作品だけにその解決策が、その程度でいいの、と思うくらいやや、あっさりしていたというかひねりが足りなかったのがこの作品に対する、最大の不満点というか物足りなさでは、あるのだけれど、それ以外は概ね満足といったところです。

TVシリーズ、ゲーム本編からの補完として、シュタインズ・ゲート世界線に到達したことで、岡部と紅莉栖の関係は一度完全にリセットされ、紅莉栖の岡部に対する感情もまたリセットされている。その上での、その後の二人の関係はどうなってしまうのか、というのがずっともやもやとして、気になりつつ妄想のタネとしてついてまわっていたのが、今回そこに答えがでたのも良かった。
特に自分としては、紅莉栖と岡部のいちゃいちゃが本編通して好きだったので、その関係を取り戻して、また二人がいちゃいちゃな関係に戻れたのを見れてよかったなあと。

岡部がシュタイインズゲート世界に定着できずにR世界に跳んでしまうのも、ある意味では他の世界線での紅莉栖との記憶に対する岡部の未練が引き起こしたものだったと考えると合点がいくし、そうならないために紅莉栖が強烈な記憶を岡部に埋め込みに行くというのもなるほどと思えて、ここもよく出来ていた。
ただその方法が、どう見ても、ショタオカリンが痴女にいきなりキスされただけ、というのが、なんというか、ね、うん、まあ強烈な記憶だけどさ!w

あと鈴羽の登場が、映画本編の中だけでは、はて?なんでこの子はタイムマシンに乗ってまでこの時代にやってきて、しかもあったこともない、存在もしていない岡部のことを知っているんだろうと疑問が残った。
この点を一緒に見にいいた友人たちと話した結果、きっと紅莉栖が岡部のことを話しつつ、鈴羽に作ったタイムマシンを見せつつ「いい、絶対つかっちゃダメよ、絶対ダメだからね」と繰り返していたんじゃないか、という結論に達した。
タイムマシンを前に、うじうじといなくなったオトコのノロケを聞かされ、こうすれば岡部を取り戻せるという計画まで全て立て、それでも自分は絶対に過去を改変しないからね!と鈴羽に念を押す。
タイムマシンに「OR204」とか未練タラタラでオトコの名前をつけときながら、絶対使うなとか、如何にもやってくれと言わんばかりに、フラグを立ててくる。
「このおばさんいい加減ウザい」と思って鈴羽はタイムマシンで過去に飛んだんじゃないのかと。
そりゃ、鈴羽的には、紅莉栖を一発ひっぱたかないと気がすまなかっただろうな、と。
紅莉栖自身も。鈴羽がタイムマシンで来ることしってて、過去改変をすることを踏ん切れない自分を鈴羽に背中おしてもらいたくてやったことなのだろうなあ、と

この話を先に映画を見た別の友人にも話してみたら、ほぼ同じ結論に達していて笑った。
ほぼこれが正解なんじゃないかと思えるくらい解釈に矛盾がないように思えるんですが、どうでしょう。


さて楽しかったシュタインズ・ゲートもそろそろこれで弾を出し尽くしたかなあ、という感じでしょうか。
まだ、やってやれないこともない気はするけれど、これ以上は蛇足感も否めないので難しいところかなあ。
次の展開は、あるのか、ないのか・・・

とりあえず、まだ新作ゲームはやってないので、それをそのうちやってみたい所です。
あと完全新作ストーリーの小説版↓が、面白いのでこれはオススメです。



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2011/08/09

シュタインズ・ゲート絶讃ハマリ中なのだぜ その2

(※本記事に重大なネタバレは含みません)


TV1クールすぎた時点で原作ゲームを始めて、放映話に速攻追いついたのは正解でした。
その決断の背中を押してくれた人たちには心底感謝しています。
アニメで話を知ってしまうより、ゲームでプレイヤーとして、ストーリーの分岐点で、どちらを選択するか、という決断は、やはりADVゲームならではの醍醐味であるし、その決断こそが物語とキャラに対する思い入れを強化する強力な要因になるからにほかならないからです。

そしてシュタインズ・ゲートというゲームはその点でシナリオも、ゲームとしても良く出来ている。
特に鈴羽、まゆしぃ、助手の分岐ポイントでの決断は断腸の思いでせねばならず、主人公岡部と気持ちがシンクロしすぎてヤバかった。
その結果どんどんキャラが好きになってしまい、個人的に助手こと牧瀬紅莉栖の魅力に完全に虜になってしまった。
鈴羽もそのキャラの持つ背景込みでいろいろ想像の余地が多く魅力的だし、まゆしぃと岡部の関係性の深さにぐっと来る
SF的な魅力に加えて、キャラ的な魅力、ドラマ的な魅力も深く、タイムトラベルものでの最大の魅力である、時間、平行世界(シュタゲでは世界線)を扱った切なさ、ロマンチックさがぎゅっと物語に詰め込まれている。

シュタゲという作品はSF面でシナリオは相当練られている。
自分が知るかぎりの時間ネタ並行世界ネタを扱った作品からの引用、魅力を全部入りで見せてくれる。
なので、その方面での評価も確実に高い作品ではないかと思う一方で、登場人物がネットスラングを駆使し、オタ文化に属するキャラばかりなので、その方面に疎い、あるいは馴染みのない人間にはハードルの高い作品になっているかもしれない。
しかし、残念ながらというか、幸いにというか自分はそのオタ側の人間であるが故にそれは加速剤の役目しか果たさなかった。
であるが故に、この作品の最大のポイントは、時間SF的な文脈の上に成り立っていると同時に、それが萌えとギャルゲーのオタク作品文脈の上に昇華されているということだろう。

シュタインズ・ゲートのような、ギャルゲー文脈上にありつつ、恋愛要素低めのシナリオ重視タイプのADVゲームは、ある一定のジャンルとして存在し評価の高い作品も多いことは知りつつも(Ever17とかその辺?)、ほとんど未経験だったので、相当に疎かった。
アニメ化というきっかけで興味を抱かなければ、自分自身出会うことのなかった作品かもしれない。
だからこそ逆に出会ってしまったが故に、そのジャンルの作品として新鮮に楽しめたとも言えると思う。

すなわちこれがシュタインズ・ゲートの選択というこか、エル・プサイ・コングルゥ(←使ってみたくなる厨二病発症中)


たぶん続く


Steins;Gate(通常版)
B004RJW0OY



シュタインズゲート絶讃ハマり中なのだぜ その1

シュタインズ・ゲートに本格的にハマりました。
アニメを13話まで見た時点で、我慢できなくなり、周囲の勧めもあって、原作ゲーム購入を決断し丁度鈴羽ルートの分岐点までをプレイしたところで、放映話に追いつき、その後一気に全ルートのエンディングをクリアし、現在ネタバレの恐怖を回避して余裕をもって、現在の放映を心待ちにしているという現状です。
さらに比翼恋理のだーりんも買い、これもクリア。CDドラマを聞き、次はコミック版か小説に手をだそうかといったところです。

そんなシュタインズ・ゲートの魅力、なぜこんなにハマってしまったかをまとめておきたいと思います。
(※以下本記事に重大なネタバレは含みません。初期段階でのシュタゲの魅力、自分がハマった要因について書いています)

予備知識の全くない当初のシュタゲのイメージは、春の新作時期でやたら既存ファンや製作サイドが、大作、傑作かのようにハードルをあげてきてるなあという印象しかもってませんでした。
で、そのハードル上げしてきた作品がどんなもんなのか、という多少の野次馬的興味の視線でしか見ていなかった、というのが正直なところです。
ゲーム方面に疎いので、そっち方面でのシュタゲの評価も、あらすじすら知らなかった。
ただネタバレ回避したほうがいいという話だけは信じて、ニコニコ動画視聴だったので、コメントオフで見ていました。(結果この情報には感謝してもしきれないくらい正解でした。)

最初の5,6話までは伏線張りとキャラ描写に費やされ、いつ話が動くのかとやきもきしながら見てはいたものの、タイムトラベル、タイムリープを扱ったSFなのね、ということがわかった時点で、そこそこ興味は惹かれていた。
タイムトラベル、タイムパラドックスを扱った作品は子供の頃から慣れ親しんだネタであるし、漫画アニメにとどまらず、映画、小説でも好きな作品がたくさんあるので、そういった作品の記憶もあって、シュタインズ・ゲートがどういう仕掛けで、楽しませてくれるか期待値もあがった。

そして、過去へ遅れるメール、Dメールで少しづつ世界が歪み、9話でフェイリスのDメールの及ぼした結果に戦慄、ここが本格的にこの作品が「面白い」と思った瞬間だったのではないかと思う。

過去にタイムトラベル、タイムリープで、違う世界にみたいな作品は数多く見てきたけれど、Dメールという発想自体が新鮮で、そこが今という時代を映すアイテムとして、面白かった。
また、そのDメールが、非常に身近な携帯電話と電子レンジを組み合わせた発明品で、偶然によって生まれたものであるという、現実からの地続き感、そこから物語が膨らんでいくスケール感、疾走感は、SF的な面白さを引き立たている。

タイムリープ、タイムトラベルもの、としてこれは面白いんじゃね?
それでいてこの手のジャンルでこんなにわくわくするのは久しぶりじゃね?
というのが、まずシュタゲにハマる最初の一歩ではなかったかと思います。

以下続く



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