ようやっとひと通り見終えた。
今期はオリジナル系の作品が多く、どれも好スタートを切っている印象で今後が楽しみ。
継続で観そうな作品が多いので、それらをピックアップして短文感想。
・花咲くいろは
1話の時点ではちょっと重たい人間関係の話になるのかなー、とおもったけどそんなことはなかったぜ
主人公の空気読まない言動や行動にハラハラさせられるけど、青春モノとして普通におもしろい
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
幼少時代の記憶と関係をひきずる思春期の少年少女の物語。
EDのカバー曲が、ある意味作品のムードをそのまま表している、見てて切なくなる
・C
金と人生をかけてデジモンでバトルするような話。
観る前の印象とは裏腹に、面白かった。
アセットと呼ばれるバトルで使役する可愛いメスキャラが痛い目にあってるのを楽しむという邪な楽しみ方もできる。
・TIGER & BUNNY
アメコミ風な世界観とキャラによるヒーロー物
これも観る前の印象とは裏腹に面白かった
見た目はアメコミ風だけど、感じとしては昔のタツノコが作りそうなテイストのアニメだった。
キザと三枚目のコンビ、キャラ付けやドラマの組み立てなど、オーソドックスで基本に忠実、でも、そこが見やすくて安心して楽しめる。
・青の祓魔師
エクソシストもの、基本設定自体はありがちな感じだったけどテンポよく見せて普通に面白かった
にいさん、にいさん言うせいで、ハガレンを思い出してしまうけれど、ポジション的には近い作品だとは思う。
・プリティリズムオーロラドリーム
渡辺明夫キャラが、3Dモデリングでフィギュアでジャンプしてコーデする女児アニメ
色々欲張って今の女児に人気ある要素をぶち込んでいるけど、奇跡的にバランスを保っている印象。
ストーリーライン的にはスポ根的な方向に行きそうな感じで悪くない
・ジュエルペットサンシャイン
シリーズ三作目、前作の王道路線と打って変わって、ギャク特化の狂った第一話に度肝を抜かれた。
・シュタインズ・ゲート
タイムリープもの。好きなジャンルだし、原作知らないので先が楽しみ
・Aチャンネル
女子高生日常モノ。咲の小野学監督による、百合アニメ第2弾
設定にこれといった特徴がないけれど、1話の力の入った作りと、キャラのさりげなく丁寧な心情描写は好印象。
・Dororoえん魔くんめ~らめら
幼少期に旧作を見て好きだった人間としては、雪子姫がセクハラされて脱がされれば、言うことは何も無い!!
できればこの内容のまま夕方に放送して欲しかった。
・星空へ架かる橋
中村繪里子先生TVアニメ初主演おめでとうございます。
おれの弟がこんなに可愛いわけがない。
雑破先生に期待。
・DOG DAYS
ショウ化された人の死なない戦争というゆるい設定でのバトルもの
既存の要素を足しながら独特のテイストでまとまっている、ストレスなく楽しめる作品にまとまっている。
その分緊張感に欠けるので物足りなさも感じてしまうけれど、今後の展開次第か。
2011/05/06
2011/04/25
魔法少女まどかマギカ 総括(ネタバレ含む)
放送延期で期待が高まるだけ高まって迎えた11話と最終話の12話
しかしその期待に応えるだけの、予想の少し上を行く結末を見事に到達したことに賞賛を贈りたい。
とにかく面白かった、素直に傑作だなあ、と思える作品でした。
振り返ってみると4話の時点で感想に
>まどかは何を望み、何を願うために魔法少女になることを選択するのか?
>願いの内容によっては、より大きな悲劇を生む可能性も帯びてきて、ゾクゾクする。
>正直このまま最終話付近まで、まどかが変身しないなんて展開もありそうな気がしてきて怖い。
という感じに書いていたけれど、見ているこちら側のある程度の予想を、折り込んだ上でその予想に沿いながらもその予想の少し上を行く展開に持って行かれたのには、うならされた。
そして同じく4話の時点で
>「魔法少女」という定番ネタを逆手にとった、まさに邪道の魔法少女アニメと言ったところか。
と書いたけれど
この「邪道の魔法少女アニメ」というのは、最終話を観終えた時点でその認識は180度変わった。
まどかの願い、魔女となった過去から未来のすべての魔法少女を絶望から救う、という途方もない願いを叶え、宇宙の理そのものを書き換えて、まどかが願いと希望を抱くすべての魔法少女たちの守り手となるという結末に、心底震えるとともに、
「だって魔法少女はさ、夢と希望をかなえるんだから」
という魔法少女というジャンルのテーゼを守りきった事に、感動した。
邪道と思えた「まどかマギカ」という作品は、魔法少女ものの構造に手を突っ込みながら、最期には魔法少女ものの王道へと着地を果たしたのだ。
ほむらが希望を持ち続けて戦い。何度も時間を繰り返すなかで、、まどかに因果が集中し、逆にまどかを、最悪の魔女にしてしまうという、絶望的な状況が生まれ、ほむらの心が折れかけた時、そのほむらの願いが、希望が、戦いが決して無駄ではなく、より強い大きな力と願いを持つ「まどか」という存在を生むことにつながっていた、というストーリーの流れ自体が、希望を持ち続けて戦う者への祝福であり、ここにテーマ性とドラマ性がしっかりと咬み合って成立している点も、見事という他ない。
夢や希望を肯定するというのは、テーマとして実は難しい。
それが高年齢向けの作品でならなおさらだ。
なぜなら、それが、大人になればなるほど実現することが難しいことを知っているし、まどかマギカの作品内で描かれたように呪いと絶望を生むことも知っているからだ。
だから大人になるにつれて、子供向けのアニメに描かれている夢や希望の嘘っぽさ、現実との乖離に気づいて、子供はそういったアニメを卒業していってしまう。
だから普通の大人は、いい年して子供向け作品を見ないし、ましてや魔法少女アニメなんて絶対に見ない。
けれどどんなに大人になっても心の隅でそれを信じているし、信じたいと思っている。
正直なところ、自分が子供向け作品や、少女向けのアニメを好んで見るときは、その夢や希望を無邪気に肯定する純粋無垢な嘘を、嘘とわかった上で信じて身を委ねたいからでもある。
しかし、まどかマギカという作品は、その子供向け作品では決して正面からは描かれない夢や希望の暗黒面の真実をこれでもかと追い込んで描いた上で、それでも希望を持つことを肯定する。
それは、夢や希望を信じることが難しくなった大人が、それを信じてもいいんだと思わせるに足る物語であり、まさしく「魔法少女まどかマギカ」は真に大人のための「魔法少女」として成就しえたということなのではないだろうか。
そういう意味で、まどかマギカは魔法少女モノとして、自分にとって気持ちのいい、心地の良い作品だった、ということは間違いない。
しかしその期待に応えるだけの、予想の少し上を行く結末を見事に到達したことに賞賛を贈りたい。
とにかく面白かった、素直に傑作だなあ、と思える作品でした。
振り返ってみると4話の時点で感想に
>まどかは何を望み、何を願うために魔法少女になることを選択するのか?
>願いの内容によっては、より大きな悲劇を生む可能性も帯びてきて、ゾクゾクする。
>正直このまま最終話付近まで、まどかが変身しないなんて展開もありそうな気がしてきて怖い。
という感じに書いていたけれど、見ているこちら側のある程度の予想を、折り込んだ上でその予想に沿いながらもその予想の少し上を行く展開に持って行かれたのには、うならされた。
そして同じく4話の時点で
>「魔法少女」という定番ネタを逆手にとった、まさに邪道の魔法少女アニメと言ったところか。
と書いたけれど
この「邪道の魔法少女アニメ」というのは、最終話を観終えた時点でその認識は180度変わった。
まどかの願い、魔女となった過去から未来のすべての魔法少女を絶望から救う、という途方もない願いを叶え、宇宙の理そのものを書き換えて、まどかが願いと希望を抱くすべての魔法少女たちの守り手となるという結末に、心底震えるとともに、
「だって魔法少女はさ、夢と希望をかなえるんだから」
という魔法少女というジャンルのテーゼを守りきった事に、感動した。
邪道と思えた「まどかマギカ」という作品は、魔法少女ものの構造に手を突っ込みながら、最期には魔法少女ものの王道へと着地を果たしたのだ。
ほむらが希望を持ち続けて戦い。何度も時間を繰り返すなかで、、まどかに因果が集中し、逆にまどかを、最悪の魔女にしてしまうという、絶望的な状況が生まれ、ほむらの心が折れかけた時、そのほむらの願いが、希望が、戦いが決して無駄ではなく、より強い大きな力と願いを持つ「まどか」という存在を生むことにつながっていた、というストーリーの流れ自体が、希望を持ち続けて戦う者への祝福であり、ここにテーマ性とドラマ性がしっかりと咬み合って成立している点も、見事という他ない。
夢や希望を肯定するというのは、テーマとして実は難しい。
それが高年齢向けの作品でならなおさらだ。
なぜなら、それが、大人になればなるほど実現することが難しいことを知っているし、まどかマギカの作品内で描かれたように呪いと絶望を生むことも知っているからだ。
だから大人になるにつれて、子供向けのアニメに描かれている夢や希望の嘘っぽさ、現実との乖離に気づいて、子供はそういったアニメを卒業していってしまう。
だから普通の大人は、いい年して子供向け作品を見ないし、ましてや魔法少女アニメなんて絶対に見ない。
けれどどんなに大人になっても心の隅でそれを信じているし、信じたいと思っている。
正直なところ、自分が子供向け作品や、少女向けのアニメを好んで見るときは、その夢や希望を無邪気に肯定する純粋無垢な嘘を、嘘とわかった上で信じて身を委ねたいからでもある。
しかし、まどかマギカという作品は、その子供向け作品では決して正面からは描かれない夢や希望の暗黒面の真実をこれでもかと追い込んで描いた上で、それでも希望を持つことを肯定する。
それは、夢や希望を信じることが難しくなった大人が、それを信じてもいいんだと思わせるに足る物語であり、まさしく「魔法少女まどかマギカ」は真に大人のための「魔法少女」として成就しえたということなのではないだろうか。
そういう意味で、まどかマギカは魔法少女モノとして、自分にとって気持ちのいい、心地の良い作品だった、ということは間違いない。
2011/04/12
DOG DAYS第二話感想
オンラインゲームのチュートリアルをなぞるような感じで、戦のルール説明をする第二話
そして、女の子に攻撃がクリーンヒットするとキャストオフして大勝利!というあざとい設定が。
主人公がラッキースケベするなど、まあ深夜アニメ的には、ごく当然の要素をはらみつつも、あまり露骨なエロや媚に走っておらず、全体的にはマイルドで間口の広い感じに仕上げられているので、いい意味で見やすい作品になっている。
このへんは都築氏の客のニーズへの理解とバランス感覚の成せる技かな。
ユルイユルイ、と思ってみていたので、当然、主人公は元の世界と行き来しながらこの世界で勇者として文字通り遊びに来ることになるんだろうと踏んでいたら
「帰る方法がない」
という異世界召喚モノの超基本ルールだけは適用されてしまうというオチに
まあ、それくらいのリスクはないとね。
そして、女の子に攻撃がクリーンヒットするとキャストオフして大勝利!というあざとい設定が。
主人公がラッキースケベするなど、まあ深夜アニメ的には、ごく当然の要素をはらみつつも、あまり露骨なエロや媚に走っておらず、全体的にはマイルドで間口の広い感じに仕上げられているので、いい意味で見やすい作品になっている。
このへんは都築氏の客のニーズへの理解とバランス感覚の成せる技かな。
ユルイユルイ、と思ってみていたので、当然、主人公は元の世界と行き来しながらこの世界で勇者として文字通り遊びに来ることになるんだろうと踏んでいたら
「帰る方法がない」
という異世界召喚モノの超基本ルールだけは適用されてしまうというオチに
まあ、それくらいのリスクはないとね。
2011/04/04
DOG DAYS第一話感想
リリカルなのはシリーズの原作脚本都築氏rとセブン・アークスによる完全新作オリジナル、ということで個人的に、今期期待の1作。
http://www.dogdays.tv/
ファンタジーな異世界に主人公が召喚されて、いきなり「あなたは勇者です!」といわれて、戦うことになる・・・みたいなテンプレストーリーと思いきや、そこで行われている「戦」は、人が死んだり怪我をしたりすることもない、「風雲たけし城」のような、アスレチック競技で、スポーツかゲームのようなものでした、という第一話。
事前情報で知っていた範疇のとおりの内容ではあったけど、予想以上に「戦」と呼ばれるものが、ユルいスポーツ的なもので、命のやりとりをしてない以上に、勝ち負けで何か深刻な事態が起きるわけでもなく「しょんぼり」するだけというのにはちょっと驚いた。
Gガンダムのガンダムファイトのように支配権のやり取り位あるのかと思いきや、そうでもないらしい。
花火を上げたり、実況解説をしていたり、深刻さがホントに皆無で、どうやらこの世界における「戦」とは、それこそオリンピックやワールドカップのように国の威信をかけた、この世界の娯楽程度のものらしい。
このユルい感じをどう思うかで評価の割れそうなところでは、あるが、個人的にはアリなんじゃないかと思う。
ファンタジーの勇者召喚もののテンプレな話のはずが、この戦のユルい設定のおかげで、なんかちょっと不思議な味わいというか独特のテイストを醸し出している。
割となのはシリーズが、ベタなテンプレの集合体なところがあったので、この作品もそういう物になるのかなあ、と思っていたのだけどそこはちょっと違った。
何かに似ているようなところはたくさんあって、寄せ集め出来ている、というのは、「なのは」も一緒なのだけれど、寄せ集めて組み上げた世界観を見せた1話だけで既に独特の味わいが、際立っている、というのはちょっとすごいかも
ただ、このシリアスなものが何もかかってこない戦いで、どうやって話を転がしていくのか今のところ、ちょっと想像がつかない。、
最期に衣装をまとってノリノリで登場してきた主人公を見たときは、ちょっと笑ってしまったけれど、主人公がこの世界を思いっきり楽しんでいく、そういう作品になるんじゃないのかな、という感じがした。
けっこう健全な話になるのかなぁ。
都築氏の持ち味としては、やはりキャラの個性と、そのキャラの関係性、ドラマ性の組み立てが上手いので、まだ1話では顔見せ程度にしか出てきていないキャラが本格的に活躍が始まってからが本番ではないのかと思います、
関連リンク
春の新アニメ『DOG DAYS』第1話・・・あれ?想像してたのとなんか違うww|やらおん!
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-1388.html#more
http://www.dogdays.tv/
ファンタジーな異世界に主人公が召喚されて、いきなり「あなたは勇者です!」といわれて、戦うことになる・・・みたいなテンプレストーリーと思いきや、そこで行われている「戦」は、人が死んだり怪我をしたりすることもない、「風雲たけし城」のような、アスレチック競技で、スポーツかゲームのようなものでした、という第一話。
事前情報で知っていた範疇のとおりの内容ではあったけど、予想以上に「戦」と呼ばれるものが、ユルいスポーツ的なもので、命のやりとりをしてない以上に、勝ち負けで何か深刻な事態が起きるわけでもなく「しょんぼり」するだけというのにはちょっと驚いた。
Gガンダムのガンダムファイトのように支配権のやり取り位あるのかと思いきや、そうでもないらしい。
花火を上げたり、実況解説をしていたり、深刻さがホントに皆無で、どうやらこの世界における「戦」とは、それこそオリンピックやワールドカップのように国の威信をかけた、この世界の娯楽程度のものらしい。
このユルい感じをどう思うかで評価の割れそうなところでは、あるが、個人的にはアリなんじゃないかと思う。
ファンタジーの勇者召喚もののテンプレな話のはずが、この戦のユルい設定のおかげで、なんかちょっと不思議な味わいというか独特のテイストを醸し出している。
割となのはシリーズが、ベタなテンプレの集合体なところがあったので、この作品もそういう物になるのかなあ、と思っていたのだけどそこはちょっと違った。
何かに似ているようなところはたくさんあって、寄せ集め出来ている、というのは、「なのは」も一緒なのだけれど、寄せ集めて組み上げた世界観を見せた1話だけで既に独特の味わいが、際立っている、というのはちょっとすごいかも
ただ、このシリアスなものが何もかかってこない戦いで、どうやって話を転がしていくのか今のところ、ちょっと想像がつかない。、
最期に衣装をまとってノリノリで登場してきた主人公を見たときは、ちょっと笑ってしまったけれど、主人公がこの世界を思いっきり楽しんでいく、そういう作品になるんじゃないのかな、という感じがした。
けっこう健全な話になるのかなぁ。
都築氏の持ち味としては、やはりキャラの個性と、そのキャラの関係性、ドラマ性の組み立てが上手いので、まだ1話では顔見せ程度にしか出てきていないキャラが本格的に活躍が始まってからが本番ではないのかと思います、
関連リンク
春の新アニメ『DOG DAYS』第1話・・・あれ?想像してたのとなんか違うww|やらおん!
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-1388.html#more
2011/04/01
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 総括
一回も触れてなかったけどなんだかんだで全話観てしまったので感想
ベタの一言に尽きる
でも久しぶりに直球のメカSF美少女でハーレムものを高クオリティで見せてもらえた、という点において意外に楽しめた。
女の子がかわいい、CGでのメカ戦も見ごたえある、小難しいテーマがあるわけでもない、このオタ向けアニメとしての過不足の無さは、90年代のAIC、パイオニア作品を見ているような錯覚すら覚えた。
自分個人としてはそうでもないけれど、こういうの好きな30代のおっさんは多いだろうなーと思った。
ちなみに好きなキャラとしてはシャル、次点でドイツ、あとゆかりん
ベタの一言に尽きる
でも久しぶりに直球のメカSF美少女でハーレムものを高クオリティで見せてもらえた、という点において意外に楽しめた。
女の子がかわいい、CGでのメカ戦も見ごたえある、小難しいテーマがあるわけでもない、このオタ向けアニメとしての過不足の無さは、90年代のAIC、パイオニア作品を見ているような錯覚すら覚えた。
自分個人としてはそうでもないけれど、こういうの好きな30代のおっさんは多いだろうなーと思った。
ちなみに好きなキャラとしてはシャル、次点でドイツ、あとゆかりん
フラクタル 総括
全話見終わったので感想
最終話を見ているとクレインがフリュネを好きだから助けたいんだ、というのが最も重要な部分であることはわかるんだけど、10話以上かけてここに至るまで、クレインがどうしてフリュネを好きになったのか、説得力をもって描けていないので、ドラマとして伝わって来るものが何もなかった。
世界観や設定が実のところよくわからなかったりいい加減でも、主人公の動機と目的がはっきりと視聴者に伝わっていれば、視聴者は物語やキャラに感情移入して作品を楽しめるんだけど、フラクタルは、これができていない。
これは自分が思うオリジナル作品が失敗する典型的なパターンなんだけど、見事にそれにハマってしまっている。
フラクタルで唯一褒めるべき点があるとするなら、今の時代に大上段からメッセージ性の強い作品テーマ性のある作品を発信しようとしていたことで、それは作品の端々からも感じることができた。
だが、視聴者としてはキャラも世界観も中途半端に描けていないこの作品から、何をとっかかりにしてこの作品のメッセージやテーマを、読み解くべきか、正直、お手上げなのではないだろうか。
最終話を見ているとクレインがフリュネを好きだから助けたいんだ、というのが最も重要な部分であることはわかるんだけど、10話以上かけてここに至るまで、クレインがどうしてフリュネを好きになったのか、説得力をもって描けていないので、ドラマとして伝わって来るものが何もなかった。
世界観や設定が実のところよくわからなかったりいい加減でも、主人公の動機と目的がはっきりと視聴者に伝わっていれば、視聴者は物語やキャラに感情移入して作品を楽しめるんだけど、フラクタルは、これができていない。
これは自分が思うオリジナル作品が失敗する典型的なパターンなんだけど、見事にそれにハマってしまっている。
フラクタルで唯一褒めるべき点があるとするなら、今の時代に大上段からメッセージ性の強い作品テーマ性のある作品を発信しようとしていたことで、それは作品の端々からも感じることができた。
だが、視聴者としてはキャラも世界観も中途半端に描けていないこの作品から、何をとっかかりにしてこの作品のメッセージやテーマを、読み解くべきか、正直、お手上げなのではないだろうか。
2011/03/30
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」のことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
なんだかんだで、全話観てしまったので感想
実のところ1話を見た時点では、ありがちな、ちょいエロのドタバタラブコメくらいの印象しか持てなくて、特に好みのタイプの作品でもないし、見ても見なくてもいいかなあとスルーするはずでした。
ところが、冬期の新作の感想を友人たちと話してた時に、「お兄ちゃんのことなんか~」を推す声が高く、正直なところ「えー」とか思ってたのですが、付き合いでなんとなくその後数話見続けることになったのが転落への第一歩でした。
回を重ねるごとに、ちょっとずつ面白さが分かってきて、決定的だったのは、AGE探検隊がアキバに行く第7話
自らの性癖の違いで諍いを起こし、ケンカ別れするも最期は性癖を超えて友情を取り戻すという、馬鹿らしくも熱い青春ストーリーに目頭が熱くなりました(嘘ですけど)
AGE探検隊メンバーの言動、振る舞いを見ていて、エロい事に無駄に熱くなっったり、夜通し語り合ったり言い争ったりしていた、学生時代の自分自身や友人たちの事を思い出してしまって、もう懐かしいやら愛おしいやら、他人事と思えなくなってしまいましたw
7話を見た後、よくよくこの作品の事を見直していくと、AGE探検隊のみならず、メインキャラに一人としてまともな人間がいない、ヒロイン達女の子のキャラすら、ストーカーやら腐女子やらで、変態しか出てこないことに気付く。
そうか、この作品は、男女とわず、変態をイキイキと生暖かい目線で描いた作品なのだ、とようやく理解できた。
それまで、ドタバタラブコメの亜種くらいにしか思って観ていなかった本作だったけれど、そう気づいたことで、自分の中で評価が180度変わったのでした。
強豪ひしめく今期のシリーズの中で、ほんとうの意味で大穴、ダークホースと呼べる作品でした。
実のところ1話を見た時点では、ありがちな、ちょいエロのドタバタラブコメくらいの印象しか持てなくて、特に好みのタイプの作品でもないし、見ても見なくてもいいかなあとスルーするはずでした。
ところが、冬期の新作の感想を友人たちと話してた時に、「お兄ちゃんのことなんか~」を推す声が高く、正直なところ「えー」とか思ってたのですが、付き合いでなんとなくその後数話見続けることになったのが転落への第一歩でした。
回を重ねるごとに、ちょっとずつ面白さが分かってきて、決定的だったのは、AGE探検隊がアキバに行く第7話
自らの性癖の違いで諍いを起こし、ケンカ別れするも最期は性癖を超えて友情を取り戻すという、馬鹿らしくも熱い青春ストーリーに目頭が熱くなりました(嘘ですけど)
AGE探検隊メンバーの言動、振る舞いを見ていて、エロい事に無駄に熱くなっったり、夜通し語り合ったり言い争ったりしていた、学生時代の自分自身や友人たちの事を思い出してしまって、もう懐かしいやら愛おしいやら、他人事と思えなくなってしまいましたw
7話を見た後、よくよくこの作品の事を見直していくと、AGE探検隊のみならず、メインキャラに一人としてまともな人間がいない、ヒロイン達女の子のキャラすら、ストーカーやら腐女子やらで、変態しか出てこないことに気付く。
そうか、この作品は、男女とわず、変態をイキイキと生暖かい目線で描いた作品なのだ、とようやく理解できた。
それまで、ドタバタラブコメの亜種くらいにしか思って観ていなかった本作だったけれど、そう気づいたことで、自分の中で評価が180度変わったのでした。
強豪ひしめく今期のシリーズの中で、ほんとうの意味で大穴、ダークホースと呼べる作品でした。
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