2014/02/24

最近見てるアニメとか

なんか最近全然書かなくなってしまったのだけど、時間があいたので最近見てるアニメのことなんかをざっくりととりとめなく書いてみる

・未確認で進行形

今一番のお気に入り
わりとフツーの日常ラブコメ系なんだけど、普通さ故に見てて安心できるのとつくりの丁寧さにちょいちょい感心させられ、ところどころ、おお、と思える日常芝居や作画もあって高いレベルで安定しているのもいい
制作が動画工房ということで、ここに来て自分の中で動画工房の注目度が少し高まってきたのもポイント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%94%BB%E5%B7%A5%E6%88%BF

恋愛ラボもよかったし、ゆるゆり、GJ部あたり最近いい仕事している印象。


・桜Trick

もう一個のお気に入り
1話を最初見た次点では、いきなりキスした!ガチ百合はちょっと苦手なんだよな~(ストロベリー・パニックがフラッシュバック)
とか思ったんだけど、二話以降、「ちゅう、しろちゅう!」とか思うくらい脳みそが桜色に染まる謎の中毒性にすっかりやられてしまった。
しょっちゅうちゅっちゅ、ちゅっちゅするメイン二人のらぶらぶっぷりと頭のゆるさになんか見てて幸せになって浮世の嫌なことを忘れられる、そんなアニメです


・のうりん

ゆかり王国民の義務として、いや、それだけじゃないくちゃんと楽しんでますがw
ただなんというかパロディネタはすべってるなぁというか、ちょっと寒い
むしろ真面目な農業ネタをちゃんとやっているときの方が意外と面白かったりするので困惑する。
は、まさか寒いパロディは農業ネタを際だたせるための孔明の罠!
なわけないか



・最近、妹の様子がちょっとおかしいんだが

内容的にはそれほど好みというわけではないのだけれど、エロネタ、キワモノの設定に反して地に足がつくギリギリのラインを歩いている感じが面白いといえば面白い
いやしかし、桜Trickといい、すごいものをTVでながしてるよなあ、と


・Wake up girls

一応見ている、なんというかボロボロ
お話自体はそんなに悪くないんだけどなんか一時代前のアイドル物って感じがしてしまう


・世界征服 謀略のズヴィズダー

始まる前の印象ではもっとまじめに世界征服するのかとおもってたんだけどご町内ものだったかー
というスケールの小ささにちょっとがっかりはしている
まあ、超贅沢なコメディではあるんだけど


あと継続で見てるもの

・マギ二期

毎週割と楽しみに見ているのだけれど、マグノシュタット編に入ってから状況設定についていくのがちょっと大変
あとモルさん分が足りない、足りないよ

・ガイストクラッシャー

はじめの数話での主人公の性格や行動がとても好印象で、そのまま、なんとなく見続けているのだけれど、安定して面白いです、久しぶりに男子キッズもで当たりを引いたかも
やはり、西園悟脚本にやはり外れはなかった

・ガンダムビルドファイターズ

自分がいまさらなんか言わなくてもわかってると思うけど面白いっす
なぜこれが今まで出来なかったのか、むしろ今だからこそようやくこれができるようになったということのか。
もうTVのガンダムはこの路線でいいと思う、ロボットアニメを救うのはこの方向性だよ

アイカツは見たいんだけどかなりたまってしまった・・・

あと見ているものとしては咲、中二病、てさぐれ、となりの関くん、弱虫ペダル、おねえちゃんが来た、うーさー、
あとは大体1話見たきりになってしまったものがほとんどかなあ
ウィザードバリスターズ、いなりこんこん恋いろは、ウィッチクラフト、スペースダンディ当たりは見た方がいいんだろうか、どうなんだろうか

最近はじまったハピネスチャージプリキュアはハトプリの長峰監督なので期待



とりあえず最近はこんなとこです

2014/01/28

アイドルマスター劇場版 輝きの向こう側へ 感想

初日初回、舞台挨拶ライブビューイング付きで見てまいりました。

とりあえず本編の感想なのですが、見るまでは正直期待半分、不安半分でした。

製作決定の発表を受けてからの公開までの期間の短さ、一年弱は短すぎるのではないか、という不安。
もう一つ、TVシリーズが物語的にも作画演出的にも高いレベルで完成されていたので、それを受けての劇場版、TVシリーズのその後の物語、ということで、TV版と同等、あるいはそれ以上のものを、同じ「アイドルマスター」で実現できるのかという不安。
さらにミリオンライブからの新キャラ参加でどうなるのか。
といった不安を抱えつつも、TVシリーズを作ったスタッフには厚い信頼もあるし、やっぱり大好きなアイドルマスターの新作を見たい、欲しい!という純粋な期待というか欲求は高かった。

それだけに自分の中でハードルを上げすぎてがっかりしないようにするのに無駄に必死でした。


で、結果なのですが不安のひとつは的中
作画が・・・・・orz
ところどころ怪しい場面や間にあってないなあというカットがちらほら
それもクオリティが低いというより、やっぱり時間が足りてないなあという感じで、もったいない。
折角できるスタッフが集まってるのだからもっと時間をあげてじっくり作ればいいのに、と思ってしまいました。

ただ、不満な点をあげるとすればむしろそれだけ、あとはほぼ満足といっていい内容でした。

時間といういう問題でクオリティに期待できないかもという点でむしろ不安に感じてたのは、作画的な面よりも、TVシリーズで実現していた、それぞれのキャラに配慮したきめ細やかな描写、演出が削がれてしまっているのではないかということだったのだけれど、それは全くの杞憂でTV版同様、それは徹底していて、隙がなかった。

そんなわけで、後はストーリーを存分に楽しむことが出来て、そこはよかったなと。

でストーリー面については、TVシリーズの到達点からそれを受けての765プロの物語としてとても良く出来ていた。
一本の映画として物語のまとまりもよく、おそらくTVシリーズ未視聴でも問題なく楽しめるのではないかと思うのだけれど、TVシリーズを見ていれば、それぞれのキャラの各シーン、セリフ、その時の思いが、TVシリーズを経てのキャラの成長と積み重ねによって生まれた意味合いの深さを含んでいて、ズンと心に響いてくるという仕様になっていて、ちょっとしたシーンやセリフでもウルウルきてしまう。

また今回ミリオンライブから新規キャラとして7人、その中でも矢吹可奈をドラマの中心に据えたのも功をそうしていた。
765プロのアイドルのみでは、TVシリーズ以上のドラマや成長を描きづらいところに、新規キャラ、アイドルの卵、春香たちの後輩というポジションでドラマを担う役割をうまく果たしていた。

一番関心したのは本作のストーリーが上記の二点を含めた上で、TVシリーズラストで春香がたどり着いた結論、765プロのアイドルたちがが獲得した「765プロ」のあり方を、もう一度確認し前に進んでいくという物語になっていたということ、そしてそれがまさに「天海春香」の物語として見事に昇華されていた。


可奈のとった行為と結果は、プロとしてほぼ許されないことではないかと思う。
しかし、その可奈を春香は見捨てない。
「みんなで」「いっしょに」それが天海春香であり765プロだから

可奈の行為と結果からすれば、普通の物語なら、春香の優柔不断にも結論にも他のメンバーが異を唱えたり、反発してもおかしくない。
おそらく美希は今でも春香と正反対の考え方をしているだろうし、昔の千早なら志保の考えに近かったかもしれない。
でも美希は春香に口を挟まないし、千早は春香が出す答えを待っている。
それが何故なのかといえば、春香が出す答えを、765プロのメンバーは全員わかっているからなのだ。
TVシリーズでたどり着いた春香の出した結論、「みんなで」「いっしょに」なにも捨てることなく前に進んでいく、今度も同じ答えを春香なら出す、そしてその答えが自分たちを、そして765プロを今ここにある765プロにした答えであることを、みんな知っている。
だからプロデユーサーがリーダーとして選んだ天海春香の出す答えをみんなが待ち、その答えに、やっぱり春香の答えはそうだよね、と納得し、それにならうのだろう。


映画を見ていた自分にも春香が出すであろう答えがほぼわかっていたので、春香の優柔不断が少々もどかしかった。
「はやくはやく、可奈ちゃんののとこに直接行ってお話きいてあげてー」と思っていたのが、なかなかそこまでいかず、ずるずる結論を引き伸ばしたあげく、ようやっと会いに行ったら、あんなことになってしまっていて、それをみた瞬間
「いやいや可奈ちゃんそれはあかんわーないわープロとして許されんわー」とドン引きしてしまった。
しかし、それをみてもブレない春香さんはさすがやでーと思いながらも、ちょっとモヤモヤ
でも「私は天海春香だから!」と言われてしまうと
「うん、はい」というしかないくらいに、作品が積み上げてきたテーマとキャラの強さがそれを押しのけてしまうくらい強固で、道理が引っ込んでしまうというなかなか不思議な味わいを感じていた。

加奈ちゃんがちょっと損な役回りになってしまったけれどあそこまで追い込まないと、おそらく春香の「みんなで」「いっしょに」の思いの強さ深さが際立たなかっただろうなーとも思う。


「天海春香」がリーダーで主人公でなければおそらく納得出来ないこの物語の結末。
「私は天海春香だから!」という予告でも使われていた印象的なフレーズは、まさにこの映画そのものを表していたといってもいいくらい、この物語は天海春香の物語だったといっても過言ではないかと思う。


さて、作品の核心部分としては、こんなものだけど、他にも美希の春香に対するライバル心とか、雪歩の成長とか、伊織の役どころの美味しさとか他にも語るべきポイントは多々あるのですが、とりあえずこんなところで。

ただ今回やっぱり思ったことは、765プロメンバーだけではもう完成されてしまっているので、今後アニメを作るとするならミリオン組を出していくことは必要だなあ、と感じました。







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2013/12/14

かぐや姫の物語 (内容に全く触れていない)感想

だいぶ遅くなりましたがようやく見てまいりました。

まず最初に結論から

みたかった「高畑勲」の作品をみることができた、それだけで感無量

です。

いやもうほんとそれだけで十分、というくらい満足でした。
見に行く前から、そうなってくれるだろうなーという期待はあったのだけれど期待通りでよかったです。

さて本作に行く前に、高畑勲について言及せねばなるまいと思います。
というか本記事はむしろかぐや姫にかこつけた高畑勲語りです。

まず前作であるところの1999年公開の「となりの山田くん」
ジブリの中でも指折りの失敗作と思われている方が多いのではないかと思います。
当時もいまも「なんで山田くん?」と思わせるくらいどうしてこれを題材にして映画を作っちゃったんだ、という問題作でした。
この作品で使われた水彩調のデジタル彩色でセル絵とは違うアニメーションを作るという手法は、かぐや姫の物語でも採用されていたわけですが、その技術の革新性と異常な手間とカネのかかり具合にもかかわらず、その素材が「山田くん」であったがためにまったく見向きもされず、評価もほとんどされまぜんでした。

高畑勲という監督はあくまで演出家であり、宮崎駿と違い自分で絵を描くことをしない。
しかし、宮崎駿が、絵作りという点で、ある程度確立された手法を繰り返し映画を作っていたのに対して、高畑勲は常に新しい手法を導入してそれを試しながら、作品を作ってきた。
高畑勲は常に革新的で日本のアニメーションの表現の枠を広げることに最も貢献した存在だったといっていい。
今では、TVアニメでも当たり前になったレイアウトシステムや細やかな日常描写、深い心情描写を先んじて確立したのは高畑勲だった。
「となりの山田くん」もまた、高畑勲らしい革新的な手法、技術でつくられた作品だった。
しかし、その映画の中身はよく知られた4コマ漫画の家族の日常を描くものだった。
だが、当時は気づくことができなかった先進性、革新性が実はここにもあった。

「4コマ漫画 の 家族 の 日常 を 描く」

4コマの前に「萌え」とつけて、家族を美少女とか女子高生に置き換えれば、今や普通になった深夜の日常系アニメそのままじゃないか。

当時「となりの山田くん」を見たときの自分の感想は今でもはっきりと覚えている。

こんな昭和然とした家族が今の時代に存在するわけない、家族のありふれた日常を描いているようで、既にそれ自体が失われた理想であり幻想であり、ファンタジーでしかないじゃないか。

そう思った。

そうして10年たって気づいてみたら、日常をファンタジーとして描くアニメが世に溢れかえってしまっっていた。
ああ、なんという先進性、当時だれもそんなことに気づけるはずもない。


やや脱線したので話を戻します。

「となりの山田くん」の作品の平凡を通り越した普通さと技術の革新性のアンバランスは、当時見ていて歯がゆかった。
そんなもん普通の観客に理解できるか!企画の段階でもうちょっと考えろ!
、と。

しかし、実のところ高畑監督の作品のすごいところは、平凡な普通のことをすごく普通にすごい技術を費やして描いているんだけど、普通はそれに気づけないってことなのだ。
小学生時代に見ていた「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」の本当にどこの何がすごいのか、
自分が、「演出」というものを意識してアニメを見始めて二周ぐらい理解が深まってようやっとわかるようになったくらいだ
「となりの山田くん」だってそういう意味では「すごい」「平凡」な作品であることに違いはないのだが。

しかし、「火垂るの墓」以降高畑監督がジブリで作った三作、「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「となりの山田くん」この三作は正直、いずれもなんでこんな企画で作っちゃうかな?と疑問に思わざるをえないものだった。
自分自身これはどうなんだ?と思う一方で宮崎駿の評価と名声が上がり、世間に認知されているのに対し、そのジブリをもてはやすニワカに高畑監督の作品がハズレ扱いされることも気に食わなかったし、忸怩たるものがあった、「ハイジ」や「アン」のすごさが理解できるようになっていただけに
(ああええ、まあ嫌な自意識だとわかっていますよ、こういうのは)

そして「となりの山田くん」以降、これが「高畑勲」なんだ、と、そう言える作品をもう一度作ってもらいたい、そういう思いがくすぶる一方で、なんの音沙汰もなく時が過ぎていき、このままもう引退なのかなあと半ば諦めていた頃に、ついに沈黙を破って登場したのが、「かぐや姫の物語」だったというわけです。

で、今回「山田くん」と同じ手法を使っていても、古典であり、おとぎ話然とした竹取物語を題材にすることで、水彩調、絵本風の絵をそのまま動かすということで、題材と手法がマッチしていて、観客から見てもどうしてこういう絵作りなのか、というのがすんなり理解できる企画になっていたのは非常に良かったと思う。
その上で、誰もが物語の筋を知っている古典を題材にすることで、「平凡」「普通」であってもそれが許容される題材でもある。
古典や誰もが知る名作を題材にする。
これが結局、高畑勲が作品を作る上で最も必要な条件であったわけだ。

遅きに失した感はある
けれど「となりの山田くん」が最後の作品にならなくてよかった、本当によかった
自分が尊敬するみたかった高畑勲をみることができて本当に良かった。

「かぐや姫の物語」という作品は自分にとってそういう作品です。




追記

「風立ちぬ」が「見たくなかった宮崎駿」だったのとは真逆の感想なのは、皮肉というかなんというか・・・







おまけ

B00GWHTEUWジブリ かぐや姫 ぬいぐるみ 女童 S
サンアロー
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↑この侍女の映画における存在感と役割はすごいよね、映画見ているあいだこの子からずっと目が離せなかった



2013/10/05

シンフォギアG 全話総括

シンフォギアG最終回含めての総括

の前に

衝撃の5話以降の展開について少しだけ触れておきますと
まあ、響きの腕はあっさり再生されてしまって、肩透かしをくらった格好になって
5話を絶賛して持ち上げた自分の立場は?みたいな感じになってしまって、あれなんですが
まあリアルタイムだから書けたことってことでひとつ

というわけで完結を迎えたシンフォギアGなのですが、中盤以降の毎週の引きが卑怯なくらいにうまくて、ドキドキ・ワクワクで毎回とにかく楽しめた、そういう意味では一期に引き続いて面白かったし期待を裏切らなかったわけだけれど、食い足りなさ、不満な点をあげていくと割りとポロポロ出てきてしまう。100%満足できたかといえば答えはノーだ。

ただこの満足できなかったことの正体の半分は、この世にシンフォギアが存在せず、一期が比類ない存在であったのに対して二期のGは、「シンフォギア」が存在する世界、比較対象が存在する中での相対評価になってしまうせいなので、致し方ない面がある。
とはいうもののその感じた不満は逆に第一期の美点をを再確認することにもなったとも言えるかもしれない。

シンフォギアというアニメの面白さは一期も二期もそう変わらない、適合者にその面白さを説くなど今更不要だと思うので、今回はあえて、二期に感じた自分の不満をあえてまとめておきたいと思う。


自分がGに感じた不満の多くは、各キャラの抱える葛藤、ドラマ、その描写がが全体的に雑になってしまっている点ではないかと思う。
1話で派手に登場したマリアは、中盤以降1人で思い悩むだけで物語の中心から外れてしまい、他のキャラとの絡みも少なく活躍の場が殆ど見られなかった。
それに対して調と切歌の葛藤の方が中盤以降は、むしろ中心といった様相になってしまった。
響の「偽善」という言葉に対する過剰な反応に対する答えも未消化に思えた。
また、一期に比べてGでは響が主人公としての存在感が薄く、役割を果たしきれていなかったような気もする。
唯一一番うまくいっていたな、と思えたのは自分の居場所を手に入れたことの幸福とそれを守ろうとするクリスと、一期では薄かった翼さんとの関係の進展くらいかもしれない。

二期になってキャラの数が倍に増えた弊害なのかもしれないが、ひとつひとつの描写や積み重ねがうまく機能しなくて描きたいことは流れの中でつかめるのだけれど、それがもう一歩こっちの気持ちを盛り上げるに至らない、脚本演出の力不足をやや感じてしまった。

逆に第一期が響、翼、クリス、さらに未来を加えて、響を中心にそれぞれのドラマを、キャラ同士の関係性の中できっちり描かれたいたということを思い知らされた。


といった具合で割りと作品の根幹に対する不満、って感じになっちゃうんだけれど
逆にそれ以外の部分では、ほとんど不満はないし、Gのよかった点は、今あげた不満以外全部
といっていいくらい、やっぱりシンフォギア大好きな作品なのです。

そんなわけで、第三期あってもいいのよ?
とりあえず第一期悩んだ末、買って正解だったBDは、二期も引き続いて買う気まんまんですから!



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2013/08/03

シンフォギアG 衝撃の第5話 感想

シンフォギアG 5話がすごかった

最近TVアニメの感想は全話見た後に語りたいものだけ書く、って感じになってるのですが、これはこのタイミングで書かなければ意味が無いので書きます。
というか、TVアニメ見てて、こんなに書きたくなった、書かずにおれなくなったのはのは久しぶりデス!



当然ネタばれアリですんでよろしく。


というわけでシンフォギアG5話のラスト、
なんと主人公の響の腕が敵の化け物に喰いちぎられるという衝撃の展開が!!!!
思わず、あああああああああと叫んでしまうぐらいの衝撃度
ほんとうにやってくれた、シンフォギア侮りがたし!

二期が始まって4話まで、新しい敵として、シンフォギア装者のマリアたちが登場しながらも、物語の進行としては、ややゆったり目
むしろクリスちゃんにフォーカスを当てて、一期で拾いきれなかった、クリスちゃんのドラマ的な補完話をメインにしていた。
変身シーンの「ばあぁん!」や学園生活でのクリスちゃん、4話EDで楽しそうに歌うクリスちゃん、と
クリスチャンが可愛くて可愛くて、シンフォギアが萌えに走ったか?と思えるくらいあざといクリスチャンをみせてくれたかとおもったら、これですよ!

響が片腕を失うという展開が意味するところを、一期から見ているものならばその重大性に誰しもが気付くのではないかと思います。
誰かと手をつなぐ、それが響のアームドギアであり力の源、それが失われたということの意味は重い。
二期のOPでも繰り返し、手をつなごうとしてそれが叶わないという絵が繰り返されていた意図が、ここに来てわかり、ボディーブロウのように効いてくる。
響に課せられた運命、試練の苛烈さ・・・

しかし同時に、この展開にワクワクが抑えきれない!

「隻腕」

この単語だけでもう燃えてしまうじゃないですかー

ヒーローが片腕を失い、失意の中からその試練を乗り越え、新たな力を得て復活する!
この王道展開が、まさに始まろうとしているわけですよ!!
これで燃えないワケがない!!!

しかもこれヒロインなんですよ?隻腕でマフラーつけて歌って戦うヒロイン!!!盛りすぎだろww

また今回5話では、1話で華々しく登場し響達の前に立ちふさがったマリアも決して非道な存在ではなく、運命を背負い自らに課した戦う目的を持ちながらも、覚悟を決めきれず、迷いもある存在であることが明らかになり、響達との対立の行く末が、どういった結末を迎えるのかと、こちらもその展開に興味をかきたたさせる。

とにかくこの5話は、それまでの流れからの急転直下のラストと置いてきた布石によって、強く印象づけ、次回以降の展開を否が応にも予想し期待させ、目を離せなくさせる作りになっている。

楽しい、樂しすぎる!

やっぱシンフォギア最高ですわ!




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2013/08/01

風立ちぬ 感想

宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」
見に行ってからそこそこ時間たってしまいましたが、いまさら感想です。

正直あまり書くことがないので書かなくてもいいかなあと思いつつ
長年付き合い、見続けた宮崎駿の作品にだんまりもあれなんで、少しだけ書きます。


さて率直な感想。

退屈だった、自分には合わなかった。はっきりいってつまらなかった。

です。

宮崎駿の作品を見て退屈したのは初めてです。
トイレに行きたくなって我慢できなくて中座してしまったくらい、終盤で飽きていました。

まず基本的に飛行機や兵器の薀蓄的なものにあまり興味が無い、当然堀越二郎に関しても詳しく知らないので、そういった面でまず面白味を見いだせなかった。
実のところ、見る前は、堀越二郎の技術者、ゼロ戦設計に至る開発の苦闘、葛藤みたいな、それこそプロジェクトXみたいな、技術屋の物語を想像していました。あとは雑想ノートみたいな感じのものを想像していて、それはそれで面白いかな?と思っていた。

ところがこれが違った。
蓋を開けてみたらサナトリウム文学で、そっちのが話のメインだった。
まあ、原作がそもそもそうだったことを知らなかったので、勘違いだったわけだけど、兵器絡みに関心がいかないのだから、こっちが良くできていれば、それはそれで、むしろ評価はよかったかもしれない。
ところが、恋愛モノとして見ても、これが全然ダメだった。
まったく感情が揺さぶられない。
主人公であるところの二郎にまったく感情移入できない、理解できない。

これに関しては庵野秀明の素人演技にも問題があるとしか思えない。
感情があまり波立たない、物事に動じないキャラだ、というのはわかる。
だったらなおさらその「波立たない感情」という感情の機微を演じ、表現することのできる技術のある役者に任せるべきだったのではないのか。
菜穂子に相対してしゃべっている時も、他の人としゃべっている時もまったく同じ、なんてありえるワケ無い、あれはただ台本を読んでいるだけというようにしか見えない。
おかげで、恋愛、色恋ものとして見てても、まったく気持ちが乗らない、冷めてしまった。

そんなわけで、まったくこの作品を楽しむことが出来なかった。

ただ、長年宮崎作品を追い続けて、宮崎駿本人のインタビューや対談を読んだりして、その人となりなどを知っている身で見れば、この作品に監督自身が主人公に自分を重ねているんだな、というのはよく分かる。
公開前に宮崎駿が「自分の映画で初めて泣いた」と告白していたが、その言葉の深意が、映画を観終えて理解できた。
過去どの作品でも宮崎駿は、観客、特に子供のためのエンターテイメント、「漫画映画」を作ることを自分に課してきた。
しかし「風立ちぬ」は初めて宮崎駿が自分自身のためだけに作った映画だったのではないだろうか。
エンターテイメントであることも、「漫画映画」であることも捨てて。

だから自分は初めて宮崎駿の作品を「つまらない」と思ったのだろう。


かつて自分は十代の最も多感な時期にほぼリアルタイムでナウシカ、ラピュタ、トトロという傑作を目の当たりにして、宮崎駿のことを神のごとく崇拝していた頃がありました。
そしてその宮崎駿の語るアニメでもアニメーションでもない「漫画映画」というものに感銘を受け、心酔していました。
もののけ姫以降、晩年に向かって宮崎駿の作品は少しづつ変化し、かつて自分が心酔した「漫画映画」を宮崎駿自身が再び作ることはないだろう、と諦めつつも、ポニョにはぞの兆しをまだ見ることができた。
しかし「風立ちぬ」ははっきりと「漫画映画」ではない映画を志向している。
宮崎駿が、漫画映画を捨てること、それは少なくとも自分にとっての宮崎駿の、自分が愛した宮崎駿の終焉を意味している。
もし、この作品がほんとうに最後になったとしても自分は驚かないだろうな、と思います。



追記

これも自分には全く響かなかったことなのだけれど、創作に関わる人達からの評価、共感の感想が多く聞こえてくることも合わせると、この映画が創作を志すものへの宮崎駿の「遺言」でも、あるのかもしれないなあ、などと思ってしまいました。


追記2

友人がtwitterあげた感想とそれに対する私とのやりとり、せっかくなのでトゥギャりました
http://togetter.com/li/544674

2013/07/16

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 感想

アニメ全話視聴後、原作7巻まで読んでの総評です。

ちなみにラノベ原作で、アニメ終わった後に原作まで読むのは、自分としては割りと珍しいというか、滅多にないことだったりします。
それくらい、これが気に入った、というか気になった作品だったということであります。

そんなわけで、どの辺が気に入って気になったか、ということを明らかにしつつ感想いってみたいと思います。

始まって1話のみでの印象としては、
また長ったらしいタイトルのラノベものかー、学園モノで、よくわからん部活で、ハーレムラブコメなんでしょ、ヒロインはクール系Sキャラって某作の某の亜流?
くらいの冷めた見かたしかしてませんでした。

唯一引っかかったのは、主人公の比企谷八幡が、ぼっちでやたらと皮肉屋だったという点。
その一点に妙に親近感を感じてなんとなく見続けた結果、最初の印象からイメージした作品とは、別物であることに、すぐ気づくことになる。

この作品、要は、スクールカーストがテーマになっているんだ、という事がわかってくると、その印象は180度代わってしまった。
そして、本当にいつまでたってもいわゆる「青春ラブコメ」にならない。
そもそも主人公の八幡は、中学時代の数々の痛々しい失敗から、強固な意志を持って、女子から話かけられたり、優しくされてもそれは、「勘違い」であり「期待してはいけない」と鉄のガードを敷いているのだから、ラブコメになりようがない。
そもそもラブコメ以前に友達がいない、ぼっちだ。
だからといって、友達を欲しているわけでもなく、ぼっちであることに引け目をや劣等感を持っているわけでもない、いや持っていたとしても己のプライドを守るために、屁理屈を弄して、自らを正当化してしまう。
そして何より面白いのは、この卑屈で諦念にまみれた主人公の八幡のダークヒーロー、アンチヒーローとも言えるヒールっぷりにある。

生徒のお悩み解決を請け負う奉仕部の活動にに半ば無理やり参加させられた八幡が、そこに持ち込まれる様々な問題を解決することになるのだが、その解決策が、正論、正道から外れたやり方で決して他人から誉められるようなやり方にならず、時として自分自身を傷つけ、自らがヒール役になることも厭わないのだ。
なに、やだかっこいい///

八幡の周りを固めるキャラも、スクールカースト上位にいながら、周りの空気を読んで合わせてしまう由比ヶ浜、成績優秀眉目秀麗であるがゆえにその性格から周囲から孤立してしまう雪ノ下、厨二病の材木座、スクールカースト最上位ので真のイケメン葉山など、それぞそれスクールカーストの違うものあるいは似て異なる者が入り乱れる。
おおよそ普通の学園ラブコメとは違う、それぞれのキャラの立ち位置、物の考え方、見え方の差異によって生まれるドラマ、関係性が面白い。
何より、主人公八幡のぼっちであるがゆえの卑屈さ、正論の隙を突く屁理屈、世間一般的には決して正しいとはいえないものの考え方が心地いい。
有り体に言ってしまえば、自分の中高時代に、世の中の欺瞞に満ちた正論に対する反発、嫌悪感など抱えていたどろどろしたものと、八幡が抱えているものがなんか似通っていて、共感してしまう所が多すぎて、困ってしまうのだ。

ラノベのしかもアニメ化作品でこういうものが出てきたことに、ちょっと驚きを感じたとともに、ジャンルの深化があってこそ世に出れた作品でもあるのかなあ、と思ったりして、以外な作品との出会いが出来てちょっと嬉しくなりました。

そんなかんじで、タイトルで避けてしまった人やなんとなくイメージで見なかった人がいたら再チャレンジしてみてはいかがかと思います。



それはさておき、もう一つこの作品を見ていて、個人的に気になったのが八幡と葉山の関係。

最初の段階で、クラスの中心、スクールカースト最上位である葉山から、最底辺の八幡は、存在しないに等しかった。たぶんテニスで対決した後でもほぼ認識されてなかったはず。
それが林間学校のボランティアの件と文化祭の件を通して、次第に八幡の存在を認知し、無視できない存在になっていく過程が面白かった。
葉山からすると、八幡の存在、考え方は異質であり、自分とは違う、自分にはないものを持っているのではないかと、気になって仕方がなく、理解したいという感情と同時に、相容れない肯定したくないという感情もあり、複雑な思いを抱いているのではないかと見える。
本来なら交わることのない、スクールカーストの最上位と最底辺、それこそ生存戦略、価値観の違う二人が出会い、交わり、さあ、ここから二人は対立し、反駁しあうのか?
といった所で、アニメは終わってしまう。
続きが気になるじゃないですか、やだー

そして、こうなると、腐った脳の一部が八幡×葉山のカップリング妄想を始めて止まらなくなる。
はちはやありだな、と。

そんなわけで気になって原作も読んでしまったわけだけど、アニメ版ではかなりさらっと流されていたが、葉山と雪ノ下の間には小学生時代、何らかの事件があり、葉山はそれを今も気にしている、
といったことが匂わされていて、やや複雑な様子。
あとアニメでは、いまひとつピンとこなかった、三浦を中心とした由比ヶ浜、腐女子の海老名さんの三人の女子グループがなぜああいう構成で、成り立っているのかとか、アニメ版では細部で抜け落ちてしまった部分が補完できたり、かなり端折られてしまっている材木座の活躍が読めたり、戸塚への八幡の思いがやばくて面白かったりと、原作読んで見てよかったと思います。
まあ、アニメの1話見て台詞の多さから、小説で呼んだほうが絶対面白いだろうなーとは思っていましたが。

というわけで、なんかめずらしくラノベ作品で当たりを引けてラッキーな感じ。
続きが楽しみです。




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