2012/10/07

シンフォギアライブ2012行ってきた!

10月6日、Zepp DiverCityで行われたシンフォギアライブ2012行って来ました!!

放映終了後高まるシンフォギア熱を抑えきれず、このライブだけは何が何でも行きたかったので、参加できて本当に嬉しかった!
ということで軽く感想&レポです。

現地着がやや遅く16時過ぎに到着、取り敢えず物販行ってみようとしたら既に、物販列が解散させられていた・・・
物販14持開始は遅くないかな~と思っていたら案の定捌ききれなかった模様。
ライブ前に物販買えなかった人続出してたようです。うーん。
周りを見ると物販のTシャツを着ている人より、奈々ライブTシャツ着てる人のほうが目に付くくらい。さすがの奈々勢の多さ。
お台場のガンダムがすぐ側だったのでガンダム眺めつつ入場待機、オールスタンディングライブ初なのでよくわからないけれど、入場なんか手際悪い感じで少しやきもきしたけれど、なんとか入場。

すると場内アナウンスで、奈々さんが風鳴翼で諸注意のアナウンス、ノイズとか絶唱とかシンフォギアネタ満載で場内爆笑w

そしてライブスタート!
1曲目から水樹奈々でSynchrogazer、一気にあったまる会場
そして1曲目終了後、出演者全員舞台にに上がりあいさつ
風鳴司令役の石川 英郎さんと小日向未来役の井口裕香さんが司会進行役。
この時ちょっとしたアクシデントがw
それぞれのキャラソンについてのトークで井口が自分の役のキャラソンのタイトルを間違えて「ひだまり◯◯○◯」といって、あわあわしてしまうという場面が。(正しくはは「陽だまりメモリアル」)
そして事あるごとにおれ歌ないんだよねー、歌イケるんだけどお、とアピールする石川さん、それに応える様に歌ってーと煽る観客。石川さんは女性陣の衣装に負けないためこの日風鳴司令のコスで登場して、観客の石川さんに対するリアクションが良く、司令人気を伺わせる。

そんなこんなで歌パート第一部
.撃槍・ガングニール 立花 響(悠木 碧)
.絶刀・天羽々斬 風鳴 翼(水樹奈々)
魔弓・イチイバル 雪音クリス(高垣彩陽)

の順で披露
この3曲連続は、ヤバイくらいテンション上がりまくり
悠木碧がかなり緊張気味でありながらも、全力で歌っているのがビシビシ感じられて、拙いながらも最高のパフォーマンスを見せてくれる。まさに響といった感じ。
曲の終わりに「翼さん、たおしきれませんでした~」といってはける悠木を引き継いでの奈々さん登場、そして歌い終わると今度は「雪音、あとはたのんだ」と次の高垣彩陽へとバトンタッチ、この二人はライブ慣れしているので、さすがの安定、安心感。
とはいえ高垣彩陽の生は今回初聞きだったんだけど、やっぱり上手い。

三曲終ったところで次に企画ものとして、ジェスチャーゲームのミニコーナー
四字熟語をジェスチャーで表現して当てるというゲームで、井口・悠木コンビと水樹・高垣コンビに分かれて対決。
ここでの見所は難問の「風林火山」をジェスチャーする奈々さんの微妙な動きで、見事正解する彩陽かな。当てられると思わなかったw
あとは「猪突猛進」の碧ちゃんがなんかかわいかった

そして歌パート第二部

FLIGHT FEATHERS 風鳴 翼(水樹奈々)
恋の桶狭間 風鳴 翼(水樹奈々)
私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ 立花 響(悠木 碧)
陽だまりメモリア 小日向未来(井口裕香)
繋いだ手だけが紡ぐもの 雪音クリス(高垣彩陽)
Meter Light 高垣彩陽
ついにナマで歌われる恋の桶狭間!これが聞きたかった!!
またも全力の悠木、曲後に多分次の井口へのつなぎでMCが入るであろうところで、息切れなのか何も言えずにはけてしまう、うん、でも仕方ない!
唯一の本編で使われなかった未来のキャラソンで、テンション下がるかと思いきやfuwafuwaのコールが入り原曲よりアイドル曲っぽいイメージになってびっくり
最後は彩陽のEDで締め、この曲は彩陽のダンスがむしろ印象に残ったなあ。

つことでアンコール突入
この時点で歌われてないのがツヴァイウィングの二曲、とりわけ逆光のフリューゲルと最終回の挿入曲FIRST LOVE SONG
どっちが来る!高山みなみはほんとうに来ないのか!!あとあれはまだか!!と思いつつ全力でアンコールを叫ぶ!!

そして!観客のアンコールの声のする中、スクリーンに映像が流される。
そこには

TVアニメ第二期制作決定!!

の文字が!!!

そうだ、これだ!これをこの発表をこの場で見るために来たんだ!!
うおおおおおおおおおおおおお!
一気にレッドゾーンに突入する会場、
そして悠木、水樹、高垣三人によるFIRST LOVE SONGの熱唱、いや絶唱!

本編でも最終回で使われていてとても印象の強い大好きな曲なんだけど、ほんとうにこのFIRST LOVE SONGは最高だった。
曲が終わると三人が悠木を中心に抱き合い、悠木が号泣
あまりのマジ泣きに、こちらもテンションマックスで貰泣きの号泣、碧ちゃーんとおもわず声援をおくらずにはいられなかった、そして井口が持ってきてもらったタオルで悠木の涙を拭ってあげるとか本編さながらのキマシ再現でお腹いっぱいのいいもんをたくさん見せていただきました。

さらにここからまたいろいろトーク
グッスマさんがクリスのねんどろいどの制作を今決めたので発表してくれといって、急遽発表。喜ぶ彩陽。
恋の桶狭間フルバージョン、そしてシリーズで恋の関が原とか欲しい、という水樹。
シンフォギア終わってホッとしたのに二期制作でまた歌練習しなきゃ、シンフォギアのことしか考えられない!とややリップサービスな事を言う悠木。当日主役やってる某超人気作の映画初日公開日だったので、リップサービスでもなんか嬉しかった。
そして今回のライブをまとめるようにいった、「キャラソンは声優の特権」という彩陽の言葉が心に残った。

そして予定を全て終了してライブ終了。

結局、ツヴァイウイング、逆光のフリューゲルはこなかった。
おそらく、ここに来ていた大半の人が低い可能性ながら期待していたとは思う。
自分もその1人なので残念といえば残念ではある。
けれど奏では作中で既に亡き人であり、ツヴァイウィングが今はもう片翼であることを理解するなら、
ライブで歌われないこともまたそれは、ひとつのあり方と思って納得できる事ではないのかなーと思う。

とはいえ最終的には、そんなことはちいさなことと割り切れるほど今回のライブは、シンフォギア好きにとって最高の物だったと思う。
特に悠木碧の頑張りには賞賛を送りたい。技量的にも場数的にも他の二人に劣る彼女のプレッシャーは凄まじかったと思うし、緊張もひとしおだったと思う。
それだけに、ある意味で、今回のライブ本編の主役である悠木碧のパフォーマンスにかかってたと思うのだけれど、その期待に120%答えてくれた。
拙さはあっても、全力の思いののった生の歌声は、やはり人の心を打つ力があるんだな、と実感させてくれた、それだけで十分、いや多分それが今回一番見たかったものだったといっていいかもしれない。
悠木碧の、立花響の歌は、シンフォギアという作品そのものを体現していたのかもしれない、ふとそう思えた。

そして二期政策決定!
圧倒的人気や売上があるわけでもなく、ごく一部から妙に支持されているこの作品。
2012年の作品の中でも特殊なポジションになるであろうこの作品
でもこういう作品だからこその強さというものが絶対にある。
シンフォギアは二期からが本番!そんな気がしています。

そしていつの日かあるであろう次のシンフォギアライブも必ず行ってみせる、そこがイクサバならば!

2012/09/09

幕張なのは2nd A's絶叫上映レポ&感想

9/7にシネプレックス幕張にて行われた、「『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 』絶叫上映」に行ってまいりました。
http://www.kadokawa-cineplex.co.jp/makuhari/news/detail.php?id=346

1stのシネ・リーブル梅田にて、有志によるオフ会として発祥した絶叫上映。
1stの時に有志主催によるオフ会のみならず、劇場主催、さらには公式主催と幾度か行われ、当時機会があれば行きたいと思いつつ、タイミングに恵まれず断念していたのですが、今回奇跡的に仕事の休みと開催日の都合がうまくかみ合ったったため、初参加することができました。

絶叫上映に関するレポや感想を目にしながらも、実際に現場でどんな風になっているのか、こればっかりは、体験してみないとわからないので、とにかく一度経験してみたかったので、今回参加できて、本当に良かったです。

そんなわけで、軽く当日のレポ&感想を

大体一時間前くらいに劇場に到着、まばらながら既に絶叫上映会参加と思しき方たちがロビーに。
というか、劇場グッズのTシャツ、トート、ストラップを普通に身につけた人がたくさん、さらに奈々&ゆかりんのライブT着用者も多数でわかり易すぎるww
まあ、自分もそのうちの一人なんですがw
ていうか、後から集結してくる人たち殆どがそんな感じで純度の高さにおののく。

開場してやや時間を押して、席がほぼ埋まってから、劇場スタッフから注意事項のアナウンスがあり、いよいよ上映開始。
予告ののコカ・コーラのCMからノリノリの観客たち
本編がはじまるとさらにヒートアップ!
歓声、登場キャラの名前連呼、技名を一緒に叫んだり、それぞれのキャラの魔法光に合わせてリウムをふったり、挿入歌のシーンでは、ほぼライブのノリ。
なのはとフェイトがいちぃちゃしているシーンになると必ず、「ちゅーしろ」「結婚しろ」とヤジがとび、なのフェイが手をつなぐと温かい拍手が沸き起こるあたりにほっこり、ギガウマからアイスの流れのヴィータと登場から食事シーンでのアリシアの人気がすごかった。
あと何かにつけいじられるザフィーラw
ひたすらおっぱいおっぱい言われるシグナム&リィンアインス、カメラにローアングル要求したりとか、俺と代われ!とか変態多数。
また所々に秀逸なツッコミが入れてくる人たちがいて笑ってしまう。
個人的にボケツッコミでツボだったのは、はやてがトラックにひかれそうになったあとにヴォルケンたちと邂逅するシーンで、はやてが画面のしたにフェードアウトしていくところでの
「はやてちゃん、ボッシュート!」
確かにいわれるとそう見えるww
あと、リニスの「明日は嵐かもしれません」に対して、「それは困る、明日ライブだから!」
翌日すぐそばにある千葉QVCマリンフィールドで行われる水樹奈々ライブがあるという、この日この時でないと成立しない切り返しは見事すぎるww
最後は主題歌のブライトストリームをリウムを振って合唱。
上映終了後、全員で三本締めをして解散へ。最後までどこかのライブのようなノリでした。

自分はライブに行き慣れているおかげで、会場のノリに割とすぐのれてとても楽しめました。
正直なところ、本家の梅田の絶叫オフほどではないのかなあ、自分みたいな初参加組ばかりで、盛り上がんなかったらどうするよ?とか一抹の不安も抱いていたのですが、そんなことはなかった。
むしろ、本家の絶叫オフはこれ以上なのか!?と考えると恐ろしいものがあります。

参加してみての感想ですが、予想以上に楽しかったし面白かった!
既に複数回見にいったいて、実際上映中に心の中で叫んでいることを実際に声に出せるのは予想以上に気持ちいい。
ACSのところでなのはが突貫するところで「いけええええええええええ」と毎回心の中で叫んでいたのを全力で叫べて本当に気持ちよかったw
機会があればまた行きたいですね。

あと一つ驚いたというか、とても感心したのは、上映開始のアナウンスがはじまるまで、みんな、非常にマナーよく、静かに待っており、上映中も注意事項に反したり、迷惑行為をするような人が全くと言っていいほどいなかったこと。
他の上映会でも基本同じなのだろうと思うけど、こういうイベントだからこそマナーを守った上で、盛り上がることが重要で、だからこそ、こうして、絶叫上映会が継続して、開催されているのであって、主催してくださる劇場側にとっても我々にとっても有益で、これはとてもたいせつなことだなあと。

うん、いや今回参加してみて改めて思うけれど、リリカルなのはのファンは本当によく訓練されたいいお客さんたちばかりだなあと感心するとともに、少し誇らしく思いました。

2012/09/06

高町なのはの正義、戦う動機とは

↓こちらの記事、高町なのはの正義、戦う動機についての問題がよくまとめられてて関心

高町なのはの真実 ~The MOVIE 2nd A'sに描かれないもの~ - くろうのだらオタ日記

自分は、なのはの動機が明瞭に描かれないことに、いくばくかの不満と、もどかしさを感じていたのだけれど、あえて描かれない事で、逆に、なのはという存在の「正義」あるいはヒーローとしての「神秘性」を担保しているという視点にはなるほど、と思った。

確かに「高町なのは」というキャラは、捉えづらい。何故そうまでして戦うのか、あんなに絶望的な戦いの中で心が折れないのか、不明瞭であるからこそ、そこに対する興味、関心が尽きないとも言えるし、なのはというキャラをなのはたらしめているとも言えるかもしない。


>なのはとフェイトの動機は、実はかなり明確だ。彼女達は、互いに認め合いたいがために、その存在の意味を、つまり正義を証明する場を強く望んでいた。

これはちょっと、自分が気づかなかった点で、読んでどきっとした。

闇の書事件の戦いにおいて。二人が互いを認め合うこととともに、なのは自身は、自分が手にした魔法、正義を行使する力の存在が、より確かなものであることを証明する場所を欲しいていて、それを得たのであり、フェイトは、フェイトで欠落した自らの存在が、周囲の人たちや、世界に必要とされるものであることを、証明したかったということだろうか。
こう解釈すると、無関係の事件になのはとフェイトが首を突っ込んでいく動機としては、確かにしっくりくる。
言動が子供離れしている二人だけれど、こういう自己顕示欲、純粋さとエゴの紙一重から発する「正義」という意味では、年相応の子供らしさではあるなあ、と。

ちなみになのはの動機に関しては、1stのコミック版で、かなり深いところが描かれてはいるのだけれど、この辺を踏まえて、映画第三弾で、高町なのはの物語をオリジナルエピソードで描いて欲しいなあ、というのが個人的な希望だったりします。


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2012/08/05

リリカルなのは2ndA's感想追記

イロイロ気になったので、なのはA’sのTV版を確認のため10話から13話まで見なおしてみた。

劇場版との違いとして、アクションシーンがパワーアップしているのは当然のことなので、そう驚きはしないのだけれど、ドラマ、ストーリー部分で、交わしている会話の内容や流れはほぼ同じなのに、キャラの情感、解釈の仕方に深みが増していることに驚く。
特に夢の中でのフェイトとアリシアのシーンと、はやてとリィンフォースの別れのシーンは、かなり違うものになっている。

中でも、TV版と劇場版で、多分一番違うのは、「闇の書の意志」としての小林沙苗の演技だろう。
TV版だとキャラ自体の目にハイライトがなく、無感情、無機質な面が強調されていて、小林沙苗の演技も、感情を抑制したものになっている。
これが劇場版だと、「悲しい運命を背負ったもの」としてちゃんと感情のあるキャラとして描写れていて、演技もそれにそっている感じ。
これはTV版だと一緒くただった闇の書の意志と防衛プログラムが、劇場版でナハトヴァールとして最初から分離されているせいでもあるだろう。
それを踏まえてのはやてとリィンフォースの別れのシーンでの小林沙苗の演技が、TV版と比べて、はやてに対する慈愛と温かみに満ちたものに変わっている。

特にはやてとリインフォースの別れのシーンはTV版を見なおしてみて、え?こんなにあっさりしてたっけ?と思うくらい見せ方が違う。
TV初見で見た時ですらめちゃめちゃ泣いたシーンであるはずなのに、それが見劣りしてしまう。
これは、むしろ劇場版が、自分の中で美化された記憶の中での名シーンをそのまま再現してくれていたということなのだろう。
それ故にあまりに自然で、TV版と比較してみるまで、その差、違いを認識することができなかった。
改めて、劇場版2ndA'sのパワーアップリメイクの凄さを実感した次第であります。


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2012/07/27

なのはTheMOVIE 3rdへの期待

初動で前作の二倍の興収、記録的な物販の売上と好調過ぎるスタートを切ったなのは2ndA's
弥が上にも、映画第三弾、3rcへの期待が高まるのはファンとして当然なのではないかと思います。

そんなわけで、ちょっと気が早いかもしれませんが、なのは3rdへの期待することをつらつらと書きつつ「リリカルなのは」という作品について考えてみようかなと思います。

(※一応2ndA’sのネタバレ含みますので注意)

シリーズを全て見ているファンならば2ndA'sのエピローグに驚いたのではないかと思う。
TV版のエピローグでは中学生になっていたなのは達が、2ndA'sでは事件から二年後、まだ小学生、というところで終わるという変更がなされていて、これが意味するところに、ファンなればこそイロイロな想像を巡らし、期待をいだいてしまうのではないだろうか。

少なくとも自分は、「3rdは小学生で新規オリジナルエピソードか!?」と、とっさに思いました。
これはもう完全に自分の願望そのままなのですが、エピローグで小学生時代で止めたことでその可能性は十分考えられるのではないかということです。
と、いっても中学生でおわったTV版が、中学生編をかかずにStSに行ってしまったことを考えると、やや予想を外して中学生編かもしれない。
もちろん3rdがStSのリメイクになるという線もないとはいえないが、尺的な問題で、単純にStSを映画化するというのは、ちょっと考えづらいが、それを期待するファンも少なくないだろう。
どの時系列で何をやるのか、3rdに関しては、現状まったく未知といっていい、そもそもあると決まったわけでもないし。
ただ、個人的な願望を言えば、そろそろリメイクではなく、完全新作の話が見たい、というのが正直なところだ。
そして、できるなら小学生編の新エピソードが見たい。
エピソード的にはリィンフォースⅡの誕生編や、はやて&ヴォルケンズの集団コンビネーションによる戦闘とか、アニメ本編で実はやっっていないことが案外あるので、そういったものも見てみたいし、何より小学生ななのフェイのいちゃいちゃはもっとみたいじゃないですかー

また別の側面から、今回と前作の劇場版二作からどうしても抜け落ちてしまったものとして、やはり「高町なのは」の物語が見たい。
1stがフェイトの物語、2ndがはやてとリィンフォースを中心とした八神家の物語として重点的に描かれた一方で、主人公であるはずの高町なのはの存在が希薄になってしまった感が否めない。
特に2ndA'sでは主人公であるにもかかわらず、ほぼ戦闘要員で、ドラマにほとんど関わっていない。
TV版では、一応なのはが将来に悩みや不安を抱えていて、魔法という力、才能を手に入れることで、自分の道を選ぶようになっていく過程が描かれている。
けれど劇場版では、そこはほぼ省略されてしまっていて、劇場版だけを見ていると「高町なのは」がなぜ戦うのか、なぜ魔法という力を振るうことを厭わないのか、彼女の動機がすっぽり抜け落ちてしまっている。
またTV版A’sでは、なのはが管理局の仕事を続けることで、自分の将来を選択して終わっているのに対し、劇場版ではそのあたりはあいまいにぼかされている。
だからこそ仮に3rdを作るならば、やらなければならないことは、やはり「高町なのは」を中心とした、高町なのはの物語なのではないだろうか。
また、フェイト、はやての両者の家族についてそれぞれ描かれているのに対し、なのはの家族についてはほとんど触れられていない。なのはの物語、戦う動機を描くためには避けて通れないところであると思うし、突っ込んで欲しいところではあるのだけれど、なのはの家族について触れると、とらハに手を突っ込むことになるので、そこは難しいのかもしれない。


どちらにせよ、3rdで「高町なのはの物語」を描いてこそ、劇場版なのは三部作小学生編として完結するのではないか。三部作とか超カッコよくね?
そして次は中学生編、StSと続くわけですよ、もちろんどこかでなのは撃墜のエピソードもやったりして、夢は広がるじゃないですかー

と妄想混じりに3rdに対する期待、見せてほしいものを好き勝手に描いてみましたが、ファンとしてリリカルなのはを長いこと追い続けていることの理由の一つに、作品の持っているポテンシャルに対して、まだ見たいものを全部見せてもらってない、もっと見たいものがあるのに、もっと見せて欲しい、という思い、というか欲望があり、それが未だに満たされていないから、というのがあると思う。個人的な見解ではあるけれど、それがなのはファンの熱意、作品に対する忠誠心の原動力のひとつになっているのかもしれない。

コンテンツとして既にTVシリーズから8年、このペースなら間違い無く10年は続くシリーズとなることは確実。
よくまあほんとに続いたとは思うけれど、正直まだまだ「リリカルなのは」は続いて欲しい、続けて欲しいのだ。

追記。

コンプエースではじまった、ソーシャルゲームの漫画版となる「なのはINNOCENT」読んだ。
本編とは違う、新設定、新世界観の小学生なのはたちの物語ということで、これはこれでありかなーと、けっこう楽しみにしています。
紫天一家や、報われなかったキャラたちが平和に生きて暮らしている世界にちょっとほっこり。



コンプエース 2012年 09月号 [雑誌]
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角川グループパブリッシング 2012-07-26

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2012/07/24

おおかみこどもの雨と雪 感想(ネタバレ有り)

見てきました。
この感想は基本、細田守監督作品としてどうか、ということに主軸を置いていることを前提としたものになりますのであしからず。

最初から結論。

やっと、細田守監督のの本気を見れた気がする。
これを本気と言わないのはさすがに失礼だろ。

です。

非常に個人的かつ主観的な見解で申し訳ないのだけれど、デジモンで細田監督の作品にほれて以降作品を追いかけていく中で、正直近作の「時かけ」「サマーウォーズ」の二本に対して、細田監督の本気、全力を感じられず、非常に不満を感じていました。どこが?と問われてもそこは非常に主観的で感覚的なものなので説明はしづらいが、少なくとも「サマーウォーズ」は「ぼくらのウォーゲーム」の劣化リメイクでしかないと思えず、非常に評価が低かった。
それでも二作とも世間での評判は高く、成功もしていたので、細田監督がメジャーになるためにそういう計算の上で作品を組み立てたのかなあ、と納得していました。

その上で、そろそろ細田監督の本気が見たいよねえ、今回は完全新規オリジナルだし期待できるかなあ、という気持ちで臨んだのが「おおかみこども」だったわけですが、その結果が先の結論となります。



以下ネタバレを含みつつの具体的な感想です。

見る前の予告等の印象から、ファミリー向け、子供向けの印象を持っていたのだけれど、これが予想に反してハードというか生々しさのあるものになっていて、そこでひとついい意味で裏切られた。
同様に設定から勝手に現代を舞台にしたおとぎ話かファンタジーっぽいものを想像していたのだけれどこれも違った。
出会いから出産、子育てまで順繰りに時間経過を追っていく形で話が展開で、前半は、狼男のこどもを身ごもったら、どうなるというのをSF的な理詰めで、助産院や児童相談所、病院、公園でのことをどうするか、といったことが生々しく描写される。
きわめつけなのが、セックスシーンと本能のままに狩りをしてしまい事故で死んでしまったお父さんの狼姿の死体が運ばれていくシーン。
描写的にも省略して説明できるものをわざわざ描いて見せているところが多く逃げていない。
これらのちょっと生々しい嫌な描写は、ある意味で「ファミリー向け」であることを拒否してしまう危険性をはらんでいる。
しかし、これらの描写が不要なものなのかというと、そういうわけでなく後半、田舎に移り住み子供が育っていった結果、二人が狼として生きるか人間としていきるかの分かれ目に意味と重さを与えている。

やや重苦しい都会での描写を抜けて、田舎に移り住んでからは、開放感もあり楽しい描写も増えるけれど、田舎暮らしと子育てのの大変さが描かれ、淡々とした時間経過の中で子供の成長が描かれていく。
気の強いお姉ちゃんの雪が、成長して学校に通いだし、クラスの男の子との事件とそれ以降の交流をきっかけに次第に人間であることを選択行くのに対し、おとなしく最初田舎にも馴染めなかった弟の雨が、学校に馴染めず、次第に山へ入るようになり、狼としして生きていくことを選択していくのは、意外さもあり、面白かった。

そして、狼として生きることを選び母親に背を向けて行こうとする雨に対して花が叫ぶ台詞
「まだ何もしてあげられていない!」
人間年齢にして10歳くらい、早すぎる親離れとはいえ、母親としてあれだけ苦労してっ頑張って愛情を注いできたのに、そんなはずないだろ!と心の中で突っ込みで否定しつつこのシーンで涙腺決壊。
それまでが淡々とした描写の積み重ねでドラマ的な山が少なかった分ここでのクライマックスはくるものがあった。」同時に、花の母親としての愛情の重さ、背負ってしまったものの過酷さ、孤独さ、それに比してそれを苦労と思わず泣き言をいわず、ここまで生きてきた花の強さにやられてしまった。

正直この映画は、どういう層にどの様に受け止められるか、想像できない。
未婚、既婚、子育て経験有るなし、年齢、性別で受け止め方は多分多様なものになると思う。
それだけ受けての受け止め方に任された映画になっているのではないかと思う。
自分はいい年して未婚だし、しがないアニオタなので、この映画を見た後に感じるのは、ウチのカーチャンもきっと俺で苦労したんだろうな、ゴメンなぁというやや気まずい気持ちにさせられる程度ではあるのだけれど。

一緒に見に行った友人の評で、散文的でやや退屈だったといった趣旨のことを言われて、自分はそうか?と思いつつ、確かに全体を通してみると長さの割に物語としては起伏のないドラマの薄いものになってはいるので、エンタ性にかけると言われればそうかもしれない。
「時かけ」「サマーウォーズ」がエンタ性やメジャー性にに気を使った作品だったのに比して、今作が、そこで稼いだ観客や評価を一旦捨てにきている。
かと言ってテーマや内容が狭いマニアックなものになっているわけではなく、より一般向けなものになっていて、メジャーに向けた顔と細田監督の本気具合とがいい具合にバランスのとれた作品になっているのではないかと思う。
この作品に関しては、自分の評価よりも細田守監督の真価が今後どう問われていくかの分岐点になりそうで、そういうい意味でどう評価されていくか楽しみでもあります。



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2012/07/23

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 感想(ネタバレあり)

現時点で通算7回見ての感想となります。

今回の劇場版2ndA'sはTVシリーズ二期を元にしたパワーアップリメイクということで、ただでさえ密度の濃いA'sをどう再構成するか、というのがひとつのポイントだったと思うのだけど、これが非常に上手くクリアできていた。

TV版第一話で、名シーンとして人気の高いフェイトの「友だちだ!」のシーンを全く違うものに変更してしまう大胆さで、ここはかなり勇気のいる決断だったのではないかと思う。
またグレアム提督とネコ姉妹のカットは事前にアナウンスされていたので、かわりにその役割を闇の書と因縁のあるリンディ提督が担うことは想定の範囲内だった。
けれど、劇場公開まで完全に秘匿されていた、闇の書の闇、自動防衛プログラムに「ナハトヴァール」という名前と形を与えて、諸悪の根源として明確な存在として登場させたのは、正直驚いた。
この二点の大幅な変更で、ストーリがかなり圧縮されながらも、大筋ではTVと同じ展開になるというアクロバティックなことをやってのけたのにはちょっと感心した。

もちろんTV版から削られた部分や薄くなってしまった部分というのもけっこうある。
個人的に好きなレイジングハートとなのはの熱いやり取りが、ほとんどカットされていた。
また名台詞の「悪魔でいいよ」はセリフは残っていたものの、そこまでのなのはVSヴィータの積み重ねが弱まっていてヴィータの絶望感が足りず、薄味になってしまっている。
他にも変更点、カットされた部分での不満というのはあることにはあるのだけれど、実際にはそれほど気にはなっていない。
というのも、今回の2ndA'sが、はやてとリィンフォースⅠの物語としてTV版より、深く濃密に描かれていて、これはもう完全にはやてとリィンⅠの映画として見るべきもの、と理解できるというか、映画を見ていると完全に気持ちをそっちに持っていかれる仕様になっているといったほうがいいのかもしれない。

そして上映時間150分という長尺ながら、実際にその長さを感じることは殆ど無いし、ダレたり飽きたりすることが殆ど無い。
一日5回連続で見てきた自分が言うんだから間違いない(キリッ
見応えのあるバトルと泣かせるドラマ、キャラたちの熱いセリフの数々が交互にやってきて見ているこっちの感情を休ませることなく、ガンガン揺さぶってくる。
特に後半、ナハトヴァールが起動し侵食されたリィンとの戦闘に突入してからが怒涛過ぎる展開で、本当に「濃い」の一言。
見所が盛り沢山過ぎて書ききれないので以下ちょっと箇条書きで

・なのはフェイトのコンビネーションで戦うも圧倒的な強さで歯が立たない。チェーンバインドで地面にたたきつけられるなのフェイのシーンが迫力あっていい。
・フェイト闇の書に吸収、フェイト闇の書の中の夢でアリシアと出会う。やさしいプレシアに戸惑うフェイト、アリシアとの会話、フェイトの決意とそれを送り出すアリシアの思い、別れの一連のシーンの切なさ。アリシアがやたら可愛くかけていて、水樹奈々の思い入れたっぷりの演技で泣ける泣ける。
・外で単騎でリインと渡り合うなのは、渾身ACS、TV版でも一番好きな戦闘シーンが大迫力で見れて満足。
・ACSを防がれ、いよいよピンチのなのは、チェーンバインドでぐるぐる回されて吊るされ(ここの作画がまたいい!)、さらに上からでっかいドリルが振り下ろされる!これがTVにはないシュチュエーションで、最初見たときは、めちゃくちゃ興奮した、絶望感もすごい!
・そして、そこに闇の書の夢から脱出したフェイト王子が白マントでさっそうと現れて、なのはを救出!かっこいい!燃える!最高のカタルシス!ここもTV版からの変更で、映画冒頭でなのはを救えなかったフェイトが、そのリベンジをするという気持ちよさ!
・そしてナハトヴァールをリィンから切り離すためにN&F中距離殲滅コンビネーション・ブラストカラミティ!なのはとフェイトのコンビネーション魔法として長谷川版コミックにのみ登場していた技がまさかの、ここで!これが見れると思っていなかったので、驚くとともに超絶嬉しくて、テンション上がった、これだ!これが見たかったんだ!!
・リインフォースとはやて、はやての名前を挙げる超絶名シーン、泣ける。
・そしてSnowRain、もう泣く、泣くしかない。
・「行こか、リインフォース」「はい、わが主」
与えられた名前を呼ばれそれに応えるリィン、そのリイの柔らかで幸福そうなほほ笑み、泣ける!
・はやてとリィンフォース、ユニゾン。最初で最後のユニゾン。TV版ではリィンは、いっしょに変身しないしバリアジャケットも姿も初、新規のもので、変身後のキメの一枚絵でリインとはやてが並び立ってるのを見て感慨深くて切なくなる。泣ける。
・さらにここから切り離されたナハトヴァール暴走で、TV版のフルボッコシーン突入。TV版と違って名乗り&必殺技放っておしまいではなく、コンビネーションを駆使したアクションとナハトさんの頑張りですごいことに。お約束の水樹奈々挿入歌がかぶるものの絵の迫力にやや歌が負けてしまった印象。
・アクションのクライマックス終了、そしてはやてとリィンの別れ。
はやての持つ母性がリインや守護騎士達を不幸な宿命から開放させた一方で、ここでのはやては、リィンと別れたくない、いっしょにいたいという子供らしいわがままで「駄々っ子」になっている。
それをやさしく慈愛に満ちた眼差しで諭すリィン。
「わが主」
この言葉にリィンフォースのはやてに対する深く複雑な愛情と思いがにじみ出ている。
はやての思い、リィンの思い、それぞれが相手を思う気持ち、叶わぬ願い、幾つもの複雑な感情が交じり合い溶け合う最高の名シーン、泣いてもいいんだよ?
・そしてエピローグへ

後半の重要なとこだけ抜き出してもこんだけあって、さらにヴォルケンズの各シーン、なのフェイのラブラブシーンとか書きだすとキリがないのでこの辺で。

総じてアクションシーンは1stよりバリエーション豊富でかなり見応えがある(ヴィータのラケーテンとかすごい)
もう一方でアクションにやや隠れがちだけれど、ちょっとした気の利いた芝居作画が随所にあってキャラの感情描写、泣けるドラマをひとつ上に引き上げている点も見逃せない。
1stも同様なんだけど、とにかく映画として劇場で見るに足るクオリティと中身に仕上がっている。
最近深夜系アニメの映画化が、時代の流れとして定着しつつあるけれど、短期決戦的な作りではなく、ここまで贅沢に、じっくり時間をかけて「映画」を作ってるものはそうそうないんじゃないかなあと思います。さすがに二年半かかっただけのことはある。

もうとにかく滿足、不満な点を挙げることもできるけどそんな野暮なことはもうしたくない。
これ以上望んだらバチあたるって、と思う位今回の映画には満足しております。


エピローグ以降に関して、あと3rdに対する期待についてまだ書きたいことがあるのですが、それはまた次にします。

取り敢えずスタッフの皆様ありがとうございます、ご苦労様でした!
末永くこれからもなのはシリーズをよろしくお願いします。
ファンはまだまだついてくで?


関連

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 公式サイト
http://nanoha.com/index.html

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ED&主題歌。映画見て歌詞を噛み締めると、また泣けるんだよな、これが。
つうか発売はよ!