2012/07/27

なのはTheMOVIE 3rdへの期待

初動で前作の二倍の興収、記録的な物販の売上と好調過ぎるスタートを切ったなのは2ndA's
弥が上にも、映画第三弾、3rcへの期待が高まるのはファンとして当然なのではないかと思います。

そんなわけで、ちょっと気が早いかもしれませんが、なのは3rdへの期待することをつらつらと書きつつ「リリカルなのは」という作品について考えてみようかなと思います。

(※一応2ndA’sのネタバレ含みますので注意)

シリーズを全て見ているファンならば2ndA'sのエピローグに驚いたのではないかと思う。
TV版のエピローグでは中学生になっていたなのは達が、2ndA'sでは事件から二年後、まだ小学生、というところで終わるという変更がなされていて、これが意味するところに、ファンなればこそイロイロな想像を巡らし、期待をいだいてしまうのではないだろうか。

少なくとも自分は、「3rdは小学生で新規オリジナルエピソードか!?」と、とっさに思いました。
これはもう完全に自分の願望そのままなのですが、エピローグで小学生時代で止めたことでその可能性は十分考えられるのではないかということです。
と、いっても中学生でおわったTV版が、中学生編をかかずにStSに行ってしまったことを考えると、やや予想を外して中学生編かもしれない。
もちろん3rdがStSのリメイクになるという線もないとはいえないが、尺的な問題で、単純にStSを映画化するというのは、ちょっと考えづらいが、それを期待するファンも少なくないだろう。
どの時系列で何をやるのか、3rdに関しては、現状まったく未知といっていい、そもそもあると決まったわけでもないし。
ただ、個人的な願望を言えば、そろそろリメイクではなく、完全新作の話が見たい、というのが正直なところだ。
そして、できるなら小学生編の新エピソードが見たい。
エピソード的にはリィンフォースⅡの誕生編や、はやて&ヴォルケンズの集団コンビネーションによる戦闘とか、アニメ本編で実はやっっていないことが案外あるので、そういったものも見てみたいし、何より小学生ななのフェイのいちゃいちゃはもっとみたいじゃないですかー

また別の側面から、今回と前作の劇場版二作からどうしても抜け落ちてしまったものとして、やはり「高町なのは」の物語が見たい。
1stがフェイトの物語、2ndがはやてとリィンフォースを中心とした八神家の物語として重点的に描かれた一方で、主人公であるはずの高町なのはの存在が希薄になってしまった感が否めない。
特に2ndA'sでは主人公であるにもかかわらず、ほぼ戦闘要員で、ドラマにほとんど関わっていない。
TV版では、一応なのはが将来に悩みや不安を抱えていて、魔法という力、才能を手に入れることで、自分の道を選ぶようになっていく過程が描かれている。
けれど劇場版では、そこはほぼ省略されてしまっていて、劇場版だけを見ていると「高町なのは」がなぜ戦うのか、なぜ魔法という力を振るうことを厭わないのか、彼女の動機がすっぽり抜け落ちてしまっている。
またTV版A’sでは、なのはが管理局の仕事を続けることで、自分の将来を選択して終わっているのに対し、劇場版ではそのあたりはあいまいにぼかされている。
だからこそ仮に3rdを作るならば、やらなければならないことは、やはり「高町なのは」を中心とした、高町なのはの物語なのではないだろうか。
また、フェイト、はやての両者の家族についてそれぞれ描かれているのに対し、なのはの家族についてはほとんど触れられていない。なのはの物語、戦う動機を描くためには避けて通れないところであると思うし、突っ込んで欲しいところではあるのだけれど、なのはの家族について触れると、とらハに手を突っ込むことになるので、そこは難しいのかもしれない。


どちらにせよ、3rdで「高町なのはの物語」を描いてこそ、劇場版なのは三部作小学生編として完結するのではないか。三部作とか超カッコよくね?
そして次は中学生編、StSと続くわけですよ、もちろんどこかでなのは撃墜のエピソードもやったりして、夢は広がるじゃないですかー

と妄想混じりに3rdに対する期待、見せてほしいものを好き勝手に描いてみましたが、ファンとしてリリカルなのはを長いこと追い続けていることの理由の一つに、作品の持っているポテンシャルに対して、まだ見たいものを全部見せてもらってない、もっと見たいものがあるのに、もっと見せて欲しい、という思い、というか欲望があり、それが未だに満たされていないから、というのがあると思う。個人的な見解ではあるけれど、それがなのはファンの熱意、作品に対する忠誠心の原動力のひとつになっているのかもしれない。

コンテンツとして既にTVシリーズから8年、このペースなら間違い無く10年は続くシリーズとなることは確実。
よくまあほんとに続いたとは思うけれど、正直まだまだ「リリカルなのは」は続いて欲しい、続けて欲しいのだ。

追記。

コンプエースではじまった、ソーシャルゲームの漫画版となる「なのはINNOCENT」読んだ。
本編とは違う、新設定、新世界観の小学生なのはたちの物語ということで、これはこれでありかなーと、けっこう楽しみにしています。
紫天一家や、報われなかったキャラたちが平和に生きて暮らしている世界にちょっとほっこり。



コンプエース 2012年 09月号 [雑誌]
コンプエース 2012年 09月号 [雑誌]
角川グループパブリッシング 2012-07-26

Amazonで詳しく見る by G-Tools



2012/07/24

おおかみこどもの雨と雪 感想(ネタバレ有り)

見てきました。
この感想は基本、細田守監督作品としてどうか、ということに主軸を置いていることを前提としたものになりますのであしからず。

最初から結論。

やっと、細田守監督のの本気を見れた気がする。
これを本気と言わないのはさすがに失礼だろ。

です。

非常に個人的かつ主観的な見解で申し訳ないのだけれど、デジモンで細田監督の作品にほれて以降作品を追いかけていく中で、正直近作の「時かけ」「サマーウォーズ」の二本に対して、細田監督の本気、全力を感じられず、非常に不満を感じていました。どこが?と問われてもそこは非常に主観的で感覚的なものなので説明はしづらいが、少なくとも「サマーウォーズ」は「ぼくらのウォーゲーム」の劣化リメイクでしかないと思えず、非常に評価が低かった。
それでも二作とも世間での評判は高く、成功もしていたので、細田監督がメジャーになるためにそういう計算の上で作品を組み立てたのかなあ、と納得していました。

その上で、そろそろ細田監督の本気が見たいよねえ、今回は完全新規オリジナルだし期待できるかなあ、という気持ちで臨んだのが「おおかみこども」だったわけですが、その結果が先の結論となります。



以下ネタバレを含みつつの具体的な感想です。

見る前の予告等の印象から、ファミリー向け、子供向けの印象を持っていたのだけれど、これが予想に反してハードというか生々しさのあるものになっていて、そこでひとついい意味で裏切られた。
同様に設定から勝手に現代を舞台にしたおとぎ話かファンタジーっぽいものを想像していたのだけれどこれも違った。
出会いから出産、子育てまで順繰りに時間経過を追っていく形で話が展開で、前半は、狼男のこどもを身ごもったら、どうなるというのをSF的な理詰めで、助産院や児童相談所、病院、公園でのことをどうするか、といったことが生々しく描写される。
きわめつけなのが、セックスシーンと本能のままに狩りをしてしまい事故で死んでしまったお父さんの狼姿の死体が運ばれていくシーン。
描写的にも省略して説明できるものをわざわざ描いて見せているところが多く逃げていない。
これらのちょっと生々しい嫌な描写は、ある意味で「ファミリー向け」であることを拒否してしまう危険性をはらんでいる。
しかし、これらの描写が不要なものなのかというと、そういうわけでなく後半、田舎に移り住み子供が育っていった結果、二人が狼として生きるか人間としていきるかの分かれ目に意味と重さを与えている。

やや重苦しい都会での描写を抜けて、田舎に移り住んでからは、開放感もあり楽しい描写も増えるけれど、田舎暮らしと子育てのの大変さが描かれ、淡々とした時間経過の中で子供の成長が描かれていく。
気の強いお姉ちゃんの雪が、成長して学校に通いだし、クラスの男の子との事件とそれ以降の交流をきっかけに次第に人間であることを選択行くのに対し、おとなしく最初田舎にも馴染めなかった弟の雨が、学校に馴染めず、次第に山へ入るようになり、狼としして生きていくことを選択していくのは、意外さもあり、面白かった。

そして、狼として生きることを選び母親に背を向けて行こうとする雨に対して花が叫ぶ台詞
「まだ何もしてあげられていない!」
人間年齢にして10歳くらい、早すぎる親離れとはいえ、母親としてあれだけ苦労してっ頑張って愛情を注いできたのに、そんなはずないだろ!と心の中で突っ込みで否定しつつこのシーンで涙腺決壊。
それまでが淡々とした描写の積み重ねでドラマ的な山が少なかった分ここでのクライマックスはくるものがあった。」同時に、花の母親としての愛情の重さ、背負ってしまったものの過酷さ、孤独さ、それに比してそれを苦労と思わず泣き言をいわず、ここまで生きてきた花の強さにやられてしまった。

正直この映画は、どういう層にどの様に受け止められるか、想像できない。
未婚、既婚、子育て経験有るなし、年齢、性別で受け止め方は多分多様なものになると思う。
それだけ受けての受け止め方に任された映画になっているのではないかと思う。
自分はいい年して未婚だし、しがないアニオタなので、この映画を見た後に感じるのは、ウチのカーチャンもきっと俺で苦労したんだろうな、ゴメンなぁというやや気まずい気持ちにさせられる程度ではあるのだけれど。

一緒に見に行った友人の評で、散文的でやや退屈だったといった趣旨のことを言われて、自分はそうか?と思いつつ、確かに全体を通してみると長さの割に物語としては起伏のないドラマの薄いものになってはいるので、エンタ性にかけると言われればそうかもしれない。
「時かけ」「サマーウォーズ」がエンタ性やメジャー性にに気を使った作品だったのに比して、今作が、そこで稼いだ観客や評価を一旦捨てにきている。
かと言ってテーマや内容が狭いマニアックなものになっているわけではなく、より一般向けなものになっていて、メジャーに向けた顔と細田監督の本気具合とがいい具合にバランスのとれた作品になっているのではないかと思う。
この作品に関しては、自分の評価よりも細田守監督の真価が今後どう問われていくかの分岐点になりそうで、そういうい意味でどう評価されていくか楽しみでもあります。



おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)
おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)細田 守

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-06-22
Amazonで詳しく見る by G-Tools

おおかみこどもの雨と雪 オフィシャルブック 花のように
おおかみこどもの雨と雪 オフィシャルブック 花のように「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-07-23 by G-Tools


Amazonで詳しく見る

2012/07/23

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 感想(ネタバレあり)

現時点で通算7回見ての感想となります。

今回の劇場版2ndA'sはTVシリーズ二期を元にしたパワーアップリメイクということで、ただでさえ密度の濃いA'sをどう再構成するか、というのがひとつのポイントだったと思うのだけど、これが非常に上手くクリアできていた。

TV版第一話で、名シーンとして人気の高いフェイトの「友だちだ!」のシーンを全く違うものに変更してしまう大胆さで、ここはかなり勇気のいる決断だったのではないかと思う。
またグレアム提督とネコ姉妹のカットは事前にアナウンスされていたので、かわりにその役割を闇の書と因縁のあるリンディ提督が担うことは想定の範囲内だった。
けれど、劇場公開まで完全に秘匿されていた、闇の書の闇、自動防衛プログラムに「ナハトヴァール」という名前と形を与えて、諸悪の根源として明確な存在として登場させたのは、正直驚いた。
この二点の大幅な変更で、ストーリがかなり圧縮されながらも、大筋ではTVと同じ展開になるというアクロバティックなことをやってのけたのにはちょっと感心した。

もちろんTV版から削られた部分や薄くなってしまった部分というのもけっこうある。
個人的に好きなレイジングハートとなのはの熱いやり取りが、ほとんどカットされていた。
また名台詞の「悪魔でいいよ」はセリフは残っていたものの、そこまでのなのはVSヴィータの積み重ねが弱まっていてヴィータの絶望感が足りず、薄味になってしまっている。
他にも変更点、カットされた部分での不満というのはあることにはあるのだけれど、実際にはそれほど気にはなっていない。
というのも、今回の2ndA'sが、はやてとリィンフォースⅠの物語としてTV版より、深く濃密に描かれていて、これはもう完全にはやてとリィンⅠの映画として見るべきもの、と理解できるというか、映画を見ていると完全に気持ちをそっちに持っていかれる仕様になっているといったほうがいいのかもしれない。

そして上映時間150分という長尺ながら、実際にその長さを感じることは殆ど無いし、ダレたり飽きたりすることが殆ど無い。
一日5回連続で見てきた自分が言うんだから間違いない(キリッ
見応えのあるバトルと泣かせるドラマ、キャラたちの熱いセリフの数々が交互にやってきて見ているこっちの感情を休ませることなく、ガンガン揺さぶってくる。
特に後半、ナハトヴァールが起動し侵食されたリィンとの戦闘に突入してからが怒涛過ぎる展開で、本当に「濃い」の一言。
見所が盛り沢山過ぎて書ききれないので以下ちょっと箇条書きで

・なのはフェイトのコンビネーションで戦うも圧倒的な強さで歯が立たない。チェーンバインドで地面にたたきつけられるなのフェイのシーンが迫力あっていい。
・フェイト闇の書に吸収、フェイト闇の書の中の夢でアリシアと出会う。やさしいプレシアに戸惑うフェイト、アリシアとの会話、フェイトの決意とそれを送り出すアリシアの思い、別れの一連のシーンの切なさ。アリシアがやたら可愛くかけていて、水樹奈々の思い入れたっぷりの演技で泣ける泣ける。
・外で単騎でリインと渡り合うなのは、渾身ACS、TV版でも一番好きな戦闘シーンが大迫力で見れて満足。
・ACSを防がれ、いよいよピンチのなのは、チェーンバインドでぐるぐる回されて吊るされ(ここの作画がまたいい!)、さらに上からでっかいドリルが振り下ろされる!これがTVにはないシュチュエーションで、最初見たときは、めちゃくちゃ興奮した、絶望感もすごい!
・そして、そこに闇の書の夢から脱出したフェイト王子が白マントでさっそうと現れて、なのはを救出!かっこいい!燃える!最高のカタルシス!ここもTV版からの変更で、映画冒頭でなのはを救えなかったフェイトが、そのリベンジをするという気持ちよさ!
・そしてナハトヴァールをリィンから切り離すためにN&F中距離殲滅コンビネーション・ブラストカラミティ!なのはとフェイトのコンビネーション魔法として長谷川版コミックにのみ登場していた技がまさかの、ここで!これが見れると思っていなかったので、驚くとともに超絶嬉しくて、テンション上がった、これだ!これが見たかったんだ!!
・リインフォースとはやて、はやての名前を挙げる超絶名シーン、泣ける。
・そしてSnowRain、もう泣く、泣くしかない。
・「行こか、リインフォース」「はい、わが主」
与えられた名前を呼ばれそれに応えるリィン、そのリイの柔らかで幸福そうなほほ笑み、泣ける!
・はやてとリィンフォース、ユニゾン。最初で最後のユニゾン。TV版ではリィンは、いっしょに変身しないしバリアジャケットも姿も初、新規のもので、変身後のキメの一枚絵でリインとはやてが並び立ってるのを見て感慨深くて切なくなる。泣ける。
・さらにここから切り離されたナハトヴァール暴走で、TV版のフルボッコシーン突入。TV版と違って名乗り&必殺技放っておしまいではなく、コンビネーションを駆使したアクションとナハトさんの頑張りですごいことに。お約束の水樹奈々挿入歌がかぶるものの絵の迫力にやや歌が負けてしまった印象。
・アクションのクライマックス終了、そしてはやてとリィンの別れ。
はやての持つ母性がリインや守護騎士達を不幸な宿命から開放させた一方で、ここでのはやては、リィンと別れたくない、いっしょにいたいという子供らしいわがままで「駄々っ子」になっている。
それをやさしく慈愛に満ちた眼差しで諭すリィン。
「わが主」
この言葉にリィンフォースのはやてに対する深く複雑な愛情と思いがにじみ出ている。
はやての思い、リィンの思い、それぞれが相手を思う気持ち、叶わぬ願い、幾つもの複雑な感情が交じり合い溶け合う最高の名シーン、泣いてもいいんだよ?
・そしてエピローグへ

後半の重要なとこだけ抜き出してもこんだけあって、さらにヴォルケンズの各シーン、なのフェイのラブラブシーンとか書きだすとキリがないのでこの辺で。

総じてアクションシーンは1stよりバリエーション豊富でかなり見応えがある(ヴィータのラケーテンとかすごい)
もう一方でアクションにやや隠れがちだけれど、ちょっとした気の利いた芝居作画が随所にあってキャラの感情描写、泣けるドラマをひとつ上に引き上げている点も見逃せない。
1stも同様なんだけど、とにかく映画として劇場で見るに足るクオリティと中身に仕上がっている。
最近深夜系アニメの映画化が、時代の流れとして定着しつつあるけれど、短期決戦的な作りではなく、ここまで贅沢に、じっくり時間をかけて「映画」を作ってるものはそうそうないんじゃないかなあと思います。さすがに二年半かかっただけのことはある。

もうとにかく滿足、不満な点を挙げることもできるけどそんな野暮なことはもうしたくない。
これ以上望んだらバチあたるって、と思う位今回の映画には満足しております。


エピローグ以降に関して、あと3rdに対する期待についてまだ書きたいことがあるのですが、それはまた次にします。

取り敢えずスタッフの皆様ありがとうございます、ご苦労様でした!
末永くこれからもなのはシリーズをよろしくお願いします。
ファンはまだまだついてくで?


関連

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 公式サイト
http://nanoha.com/index.html

BRIGHT STREAM
BRIGHT STREAM水樹奈々

キングレコード 2012-08-01


Amazonで詳しく見る by G-Tools
微笑みのプルマージュ
微笑みのプルマージュ田村ゆかり

キングレコード 2012-08-15


Amazonで詳しく見る by G-Tools

ED&主題歌。映画見て歌詞を噛み締めると、また泣けるんだよな、これが。
つうか発売はよ!

2012/07/21

なのはの興収と物販が・・・

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」物販の売上が興行収入を上回るwww

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd As』物販の売上げが興収を上回る模様

いろいろおかしいだろww
つうか初めてめてきいたわ、こんなの

興収が1.5億、更にそれを上回る物販
合わせると前回の最終興行成績を上回る結果
前回の新宿ミラノの初日グッズ売り上げも二倍弱で自身の日本記録更新とか
(正直ミラノは販売方法と列さばきをもっとしっかりすれば、もっといけたんじゃないかとすら思えるくらいだけどね)

にしても、なのは完売恐ろしい。

実際、20日にまた地元の劇場に見に行ってきたのですが、人の入りも良かったし
前回は根こそぎ店頭からなくなっていたグッズもある程度潤沢に置いててあったしで
前回、グッズ販売で甘く見すぎて機会損失していた分を、今回は学習して挽回できた
た、とも言えるのかも。

前回は、リピートポイント・カードすらなくなるくらい酷かったけど、今回はそっちも余裕あるしね。

前回を上回る好調な滑り出しで、最終的な興収がどこまで伸ばせるか、楽しみになって来ました。

2012/07/16

なのは2ndA's初日行ってきた

先日14日、魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's の新宿初日舞台挨拶へいって参りました。

ひとまず本編の感想をネタバレ無しでざっくりと。
ネタバレ感想はあと数回見たら、また書きたいと思います。

一言で言うと「濃い」
150分問という長尺の中にアクションの見せ場も、ドラマで泣かせるポイントも、何箇所も用意されていて、それがどれも濃密に描かれていて、それが交互に連続で押し寄せてくる、一本の映画にここまで詰め込むか、というくらい濃度が高い。
TVシリーズ二期A'sのリメイクということもあり、圧縮がかなりかけられていながら、TVシリーズで起きた事象はそのままで起き方や手順が変わっているので、TV版をよく知っていても、というか知っている方が、「おお、そうきたか」と思う部分もあり、上手くやったなあ、とかなり関心されられた。
それでいてリィンフォース絡みの描写は増えていたり、TVにはなかった新しいバトルの見せ場もありで、見たいものが見れて、大満足。
当初はあのA'sをどうまとめるのか、不安要素も多かったけっれど、TVとは別の形のA'sの物語としての完成度は十分高いのではないかと思う。

あと見所としては、水樹奈々と植田佳奈に泣きの演技ではないかと。

まだいろいろとあるけれど、これ以上は書くとネタバレになるのでまた後日。


さてそれはさておき今回の反省。
物販なるべく早く行って終わらせたい!とは思っていたものの残酷なのは戦争はやはり甘くなかった。
上映開始時間直前まで、列抜けるか否か苦悩の結果、あと少しでレジというポジションで、断腸の思いで物販を優先、結果初回は頭の30分を見れずに途中から見るという事になってしまった。
自分としてもあるまじきことであることは、百も承知での決断だったのだけれど、作品を真摯に作ってくださったスタッフには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、あそこで物販を諦めたら、のろいうさぎは手に入らなかったんだ。仕方なかったんだorz
結局、ちゃんと見れたのは2回目から。
正直ちゃんと見なかったことを激しく後悔することになるのですが・・・あと最低10回は見に行くので許して下さい。

ということで今回の残酷なのは戦争は、完全勝利とは行かなかった。
なんか、毎回なのは戦争は過酷さを増していくんですが、どうなってるんですか。
客の練度の高さに比べて、劇場側が素人レベルで正直困るくらいなんですけど
まあ、それはまた別の話。




魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's Original Soundtrack
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's Original Soundtrackサントラ

キングレコード 2012-07-14
売り上げランキング : 130


Amazonで詳しく見る by G-Tools

2012/07/09

最終回までみたアニメ感想

恒例最終回までたどり着いたアニメ感想まとめて。

・Fate/ZERO

Fateシリーズは結局stay nightのTV版しか見てなくて、それの印象が実はあまり良くない。
なのでZEROも序盤だけ見たら、投げちゃうかもなあと思いつつ見始めたんだけど、なんだかんだで二期2クール分、最後まで楽しんで見れた。
主に一期目のキャスター組とライダー組が魅力的で、キャスター組討伐が最高に盛り上がって面白かったのと、ライダーとウエイバーの親子関係のようなやり取りは、微笑ましくもあり、あまり好きではないセイバーに説教するライダーとか、かっこよすぎて、もう主人公はライダー組でよくね?と思いながら見ていました。
あとはstay nightでよくわかってなかった人物相関がクリアになって、Fateシリーズの理解に役立ったというか、士郎がどうしてああいうキャラだったのか切嗣の存在で理解できてモヤモヤしてた部分がすっきりできたのもまあ良かった。

あとは、このシリーズは虚淵そして、ufotableとあおきえい監督の力を見せつける作品でもあったなあ、と思いました。

・モーレツ海賊

序盤のスロースタートで、ちょっと飽きそうになったのを超えてからは、毎週楽しく見れた。
久しぶりのかっちりしつつも女の子成分多めのスペオペということで、おっさん人気が高かっという印象。
ただ自分の好みから言うと、全体が緊張感にかけるというか。
茉莉香の性格が、決断力があるというより、お気楽過ぎるという風に映ってしまった。

うん、まあそこも含めて、間違いなく佐藤竜雄監督のテイストを持った作品だったなあ、とは思うのだけど。


・咲 阿知賀編

散々言われているだろうけど、県大会予選をもっとちゃんと描いて欲しかった。
阿知賀が、全国大会準決勝まで、まともに戦ったり苦戦したりという、何かを乗り超えて強くなった、ライバルを倒して全国まで這い上がってきた、という描写が全く無いので、阿知賀が全く強く見ないし、なんで全国いるの?という印象しか与えないのは、非常にマイナスとしか言いようがない。

咲の本編との絡みで生まれた企画的な意味合いが大きい作品なので、物語的な都合で、ツメが甘くなってしまったのかもしれないけれど、第一話の少年漫画的な燃えるシュチュエーションからのスタートを考えるとやっぱりガッカリ感が拭えない。

とはいえ準決勝第一試合は千里山の園城寺さんとすばら先輩のおかげで、非常に咲らしいいい試合になって十分おもしろかったのだけど。特にすばら先輩がかっこよかった。

・ヨルムンガンド

ヨナくんがかわいかった。
ココにかいぐりかいぐりされるヨナくんを見るだけで幸せになれる。
もうそれだけで十分。

・這いよれニャル子さん

お気楽に見れるコメディとして、申し分ない気楽さ、軽さ
毎回こういうのが一本あるといいよね。

・アクエリオンEVOL

前作もそうだったけど、面白いと思いつつノリについていけないなあと、思ってしまう。
個人的には本筋のメインキャラの話よりミックスとアンディのカップルが好きだった、途中からアンディ応援する為に見ていたようなもの。
ただそれだけに、ミックスとアンディの合体をちゃんとかかなかったのかもうそれだけが残念というか、不満でしょうがない。