2012/07/27

なのはTheMOVIE 3rdへの期待

初動で前作の二倍の興収、記録的な物販の売上と好調過ぎるスタートを切ったなのは2ndA's
弥が上にも、映画第三弾、3rcへの期待が高まるのはファンとして当然なのではないかと思います。

そんなわけで、ちょっと気が早いかもしれませんが、なのは3rdへの期待することをつらつらと書きつつ「リリカルなのは」という作品について考えてみようかなと思います。

(※一応2ndA’sのネタバレ含みますので注意)

シリーズを全て見ているファンならば2ndA'sのエピローグに驚いたのではないかと思う。
TV版のエピローグでは中学生になっていたなのは達が、2ndA'sでは事件から二年後、まだ小学生、というところで終わるという変更がなされていて、これが意味するところに、ファンなればこそイロイロな想像を巡らし、期待をいだいてしまうのではないだろうか。

少なくとも自分は、「3rdは小学生で新規オリジナルエピソードか!?」と、とっさに思いました。
これはもう完全に自分の願望そのままなのですが、エピローグで小学生時代で止めたことでその可能性は十分考えられるのではないかということです。
と、いっても中学生でおわったTV版が、中学生編をかかずにStSに行ってしまったことを考えると、やや予想を外して中学生編かもしれない。
もちろん3rdがStSのリメイクになるという線もないとはいえないが、尺的な問題で、単純にStSを映画化するというのは、ちょっと考えづらいが、それを期待するファンも少なくないだろう。
どの時系列で何をやるのか、3rdに関しては、現状まったく未知といっていい、そもそもあると決まったわけでもないし。
ただ、個人的な願望を言えば、そろそろリメイクではなく、完全新作の話が見たい、というのが正直なところだ。
そして、できるなら小学生編の新エピソードが見たい。
エピソード的にはリィンフォースⅡの誕生編や、はやて&ヴォルケンズの集団コンビネーションによる戦闘とか、アニメ本編で実はやっっていないことが案外あるので、そういったものも見てみたいし、何より小学生ななのフェイのいちゃいちゃはもっとみたいじゃないですかー

また別の側面から、今回と前作の劇場版二作からどうしても抜け落ちてしまったものとして、やはり「高町なのは」の物語が見たい。
1stがフェイトの物語、2ndがはやてとリィンフォースを中心とした八神家の物語として重点的に描かれた一方で、主人公であるはずの高町なのはの存在が希薄になってしまった感が否めない。
特に2ndA'sでは主人公であるにもかかわらず、ほぼ戦闘要員で、ドラマにほとんど関わっていない。
TV版では、一応なのはが将来に悩みや不安を抱えていて、魔法という力、才能を手に入れることで、自分の道を選ぶようになっていく過程が描かれている。
けれど劇場版では、そこはほぼ省略されてしまっていて、劇場版だけを見ていると「高町なのは」がなぜ戦うのか、なぜ魔法という力を振るうことを厭わないのか、彼女の動機がすっぽり抜け落ちてしまっている。
またTV版A’sでは、なのはが管理局の仕事を続けることで、自分の将来を選択して終わっているのに対し、劇場版ではそのあたりはあいまいにぼかされている。
だからこそ仮に3rdを作るならば、やらなければならないことは、やはり「高町なのは」を中心とした、高町なのはの物語なのではないだろうか。
また、フェイト、はやての両者の家族についてそれぞれ描かれているのに対し、なのはの家族についてはほとんど触れられていない。なのはの物語、戦う動機を描くためには避けて通れないところであると思うし、突っ込んで欲しいところではあるのだけれど、なのはの家族について触れると、とらハに手を突っ込むことになるので、そこは難しいのかもしれない。


どちらにせよ、3rdで「高町なのはの物語」を描いてこそ、劇場版なのは三部作小学生編として完結するのではないか。三部作とか超カッコよくね?
そして次は中学生編、StSと続くわけですよ、もちろんどこかでなのは撃墜のエピソードもやったりして、夢は広がるじゃないですかー

と妄想混じりに3rdに対する期待、見せてほしいものを好き勝手に描いてみましたが、ファンとしてリリカルなのはを長いこと追い続けていることの理由の一つに、作品の持っているポテンシャルに対して、まだ見たいものを全部見せてもらってない、もっと見たいものがあるのに、もっと見せて欲しい、という思い、というか欲望があり、それが未だに満たされていないから、というのがあると思う。個人的な見解ではあるけれど、それがなのはファンの熱意、作品に対する忠誠心の原動力のひとつになっているのかもしれない。

コンテンツとして既にTVシリーズから8年、このペースなら間違い無く10年は続くシリーズとなることは確実。
よくまあほんとに続いたとは思うけれど、正直まだまだ「リリカルなのは」は続いて欲しい、続けて欲しいのだ。

追記。

コンプエースではじまった、ソーシャルゲームの漫画版となる「なのはINNOCENT」読んだ。
本編とは違う、新設定、新世界観の小学生なのはたちの物語ということで、これはこれでありかなーと、けっこう楽しみにしています。
紫天一家や、報われなかったキャラたちが平和に生きて暮らしている世界にちょっとほっこり。



コンプエース 2012年 09月号 [雑誌]
コンプエース 2012年 09月号 [雑誌]
角川グループパブリッシング 2012-07-26

Amazonで詳しく見る by G-Tools



3 件のコメント:

  1. まったく同じ考えです。一期はフェイト、二期ははやて、三期はヴィヴィオとなのは自身の物語ってまだ語られてないんですよね。劇場版で新作として描かれるのを期待しますよね。

    返信削除
  2. ◦闇の書事件終結の2年後、11歳の冬にたしか事故るはず

    返信削除
  3. 個人的にStSは実写化して欲しいですねw

    返信削除