シンフォギアG最終回含めての総括
の前に
衝撃の5話以降の展開について少しだけ触れておきますと
まあ、響きの腕はあっさり再生されてしまって、肩透かしをくらった格好になって
5話を絶賛して持ち上げた自分の立場は?みたいな感じになってしまって、あれなんですが
まあリアルタイムだから書けたことってことでひとつ
というわけで完結を迎えたシンフォギアGなのですが、中盤以降の毎週の引きが卑怯なくらいにうまくて、ドキドキ・ワクワクで毎回とにかく楽しめた、そういう意味では一期に引き続いて面白かったし期待を裏切らなかったわけだけれど、食い足りなさ、不満な点をあげていくと割りとポロポロ出てきてしまう。100%満足できたかといえば答えはノーだ。
ただこの満足できなかったことの正体の半分は、この世にシンフォギアが存在せず、一期が比類ない存在であったのに対して二期のGは、「シンフォギア」が存在する世界、比較対象が存在する中での相対評価になってしまうせいなので、致し方ない面がある。
とはいうもののその感じた不満は逆に第一期の美点をを再確認することにもなったとも言えるかもしれない。
シンフォギアというアニメの面白さは一期も二期もそう変わらない、適合者にその面白さを説くなど今更不要だと思うので、今回はあえて、二期に感じた自分の不満をあえてまとめておきたいと思う。
自分がGに感じた不満の多くは、各キャラの抱える葛藤、ドラマ、その描写がが全体的に雑になってしまっている点ではないかと思う。
1話で派手に登場したマリアは、中盤以降1人で思い悩むだけで物語の中心から外れてしまい、他のキャラとの絡みも少なく活躍の場が殆ど見られなかった。
それに対して調と切歌の葛藤の方が中盤以降は、むしろ中心といった様相になってしまった。
響の「偽善」という言葉に対する過剰な反応に対する答えも未消化に思えた。
また、一期に比べてGでは響が主人公としての存在感が薄く、役割を果たしきれていなかったような気もする。
唯一一番うまくいっていたな、と思えたのは自分の居場所を手に入れたことの幸福とそれを守ろうとするクリスと、一期では薄かった翼さんとの関係の進展くらいかもしれない。
二期になってキャラの数が倍に増えた弊害なのかもしれないが、ひとつひとつの描写や積み重ねがうまく機能しなくて描きたいことは流れの中でつかめるのだけれど、それがもう一歩こっちの気持ちを盛り上げるに至らない、脚本演出の力不足をやや感じてしまった。
逆に第一期が響、翼、クリス、さらに未来を加えて、響を中心にそれぞれのドラマを、キャラ同士の関係性の中できっちり描かれたいたということを思い知らされた。
といった具合で割りと作品の根幹に対する不満、って感じになっちゃうんだけれど
逆にそれ以外の部分では、ほとんど不満はないし、Gのよかった点は、今あげた不満以外全部
といっていいくらい、やっぱりシンフォギア大好きな作品なのです。
そんなわけで、第三期あってもいいのよ?
とりあえず第一期悩んだ末、買って正解だったBDは、二期も引き続いて買う気まんまんですから!
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