2013/01/07

2012年まとめ 其ノ貮 劇場編

ということで2012劇場アニメまとめです。


見たものだけ列挙

ももへの手紙
虹色ほたる
グスコーブドリの伝記
おおかみこどもの雨と雪
エヴァQ
BLOOD-C The Last Dark
ストライクウィッチーズ
プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち
ドラえもん のび太と奇跡の島
魔法少女リリカルなのは2ndA's

今年の劇場作品の多さ、多様さは特筆すべきものがあっと思います。
しかし、年の後半、資金が尽きて。まどかまぎか、タイバニ、009、伏、ねらわれた学園、など関心はあっても観に行く事の出来なかった作品が多々あって悔やまれる。
逆説的に劇場に足を運ぶには、強いモチベーションが必要だなあと改めて実感。
本数が増えればその分、選択の幅も増える分、選ばれない作品も増えるわけで、興行の明暗も大きくなっていくのではないかなあと。

だからこそ、2012年のNo1は、なのは2ndA'sなのです。
劇場で見た回数と泣いた回数なら自分史上最高です。
モチベーションを見に行った回数で換算するなら他の15倍、他の劇場作品を観に行く資金を1作品で食いつぶしましたから!
今年の劇場アニメの現状についてアニメ識者さんたちによる話題の中心は、エヴァQだったりおおかみこどもだったり、あるいはもも、虹色ほたる、まどかマギカだったりするでしょうからそちらに譲るとして、どうせ、なのは2ndA'sなんて歯牙にもかけられてないか、別枠扱いなのでしょう、見てないけど。

現状の深夜系アニメの劇場化の流れをつくったのは2010年のハルヒ、Fate、なのは1stの三作の成功が起因していることは、おそらく間違いない。
特に必ずしも大ヒットしているわけではない、なのはの成功を見れば、「ウチでも儲けられるんじゃね?」と思う所が後から出てくることは無理からぬ事。
スト魔女、まどか☆マギカやタイバニなんかもこの流れがなければ、劇場化はなかったかもしれない。
ただそういった深夜系の劇場化が、なのはほど期待した数字を出せたかどうか、そしてビジネスとして今後続くかどうかは、実際の数値を見ていないので、一概には言えないし、まだ未知数ではあるので、ここでは結論めいたことは一応避けるけれど、その結果の影響は、また何年か後に出てくるのかなと。
ただ、少なくとも決してトップに立つことがないのに、常に数字と結果を出し続けるリリカルなのはというコンテンツの現状、特殊性はもう少し、論じられてもいいのではないのかなあと思う次第です。

2012年まとめ 其の壱 TV編

あけおめということで、新年ですが、2012年のまとめをまだしてないので、やります。

まずTVシリーズで、本年開始作品で印象に残ったもの

シンフォギア
あの夏で待ってる
咲 阿知賀編
モーレツ海賊
ヨルムンガンド
人類は衰退しました
ココロコネクト
DOGDAYS’
ガールズ&パンツアー
武装神姫
ジャイロゼッター
アイカツ
マギ

今年は、なんか少ないなあ、全話みてることを前提にしているので余計に絞られてしまう。
全話見ずにつまみ食い程度に見ているものを含めると、見たアニメの数はもう少し増えるんだけれど

全話見ていない=自分の中で興味関心度が低い=重要ではない

だからなあ。

そういう意味で、ゆるゆりとかじょしらくあたりは決して印象に残ってないわけではないけど、最近の無理しない視聴スタイルから優先度が下がって結局見ずに放置になってしまうものが、増えてしまうという。

最近、アニメをあんまりたくさん見すぎてしまい、かつ作品本数も多いせいか、頭の数話を見て、作品の傾向を把握し、大体この作品はこういうタイプで、おおよその面白さの上限を勝手に予測して枠をきめてしまい、この作品にのめり込むことはまずないから、別にこれは見なくてもいいかなあ、と最初から決めつけてしまう、という、あまり良くない傾向にちょっとある。
ある程度好きなジャンルの作品でも、見続けた結果、予測の枠を越えないと、回をおうごとに興味関心は薄くなってしまい、そのまま見なくなてしまうってこともある。

そんな中で、2012年でやはり一番特筆すべき作品がシンフォギアなのだ。

シンフォギアは、美少女バトルアクションモノというジャンルの作品で、実のところ、作品の枠、傾向が予測しやすい、普通にやっていたら、好きなジャンルだし、まあ普通に面白かったかな程度で終わっていた作品だったかもしれない。
ところが、シンフォギアはセオリーを無視して一話からとばしていく為、予測が効かない、面白さの質、上限が枠にはめられない為、作品への興味関心が回をおうごとに強まっていくという、他とは真逆の視聴体験をする結果になったという点においても、他作品とは全く違うポジションにあったといえよう。

もうひとつ、シンフォギアににめり込む要因は、好きなジャンルでありながら実のところ、今のアニメ全体の本数の割合で見ればマイナーで、かつ熱いストーリーという稀有な存在であるってことも重要だったりする。
リリカルなのはにハマって以降、リリカルなのはフォローの作品を望む気持ちが強いのだけれど、ストライクウィッチーズ、まどかマギカなど影響下にあるなあ、と思う作品はあるにはあるけれど、圧倒的にその数が少ないなかで、ようやくこれだ!と思えるものがでてきたな、と

それと、ガルパンだけど、当初、日常モノに近いかと思っていたら予想以上に戦闘もメインで面白く、部活モノ的ではあるけど、熱血なストーリーになっててこれもいい意味で予測を超えてきた。
これから始まる、ヴィヴィッドレッドオペレーションもそうだけど、ラノベ、漫画原作では一番出づらいジャンルが、この美少女メカモノ、美少女アクションモノで、それが少ないながらもオリジナル系として健闘を見せつつあるのは、嬉しいし期待したい。

やっぱり、いま自分が見たいものは美少女、バトル、熱血、友情(百合)なんですよ。

まあそんなわけで、いろいろな意味で、2012年においてシンフォギアは特別過ぎたのでした。