2012/09/09

幕張なのは2nd A's絶叫上映レポ&感想

9/7にシネプレックス幕張にて行われた、「『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 』絶叫上映」に行ってまいりました。
http://www.kadokawa-cineplex.co.jp/makuhari/news/detail.php?id=346

1stのシネ・リーブル梅田にて、有志によるオフ会として発祥した絶叫上映。
1stの時に有志主催によるオフ会のみならず、劇場主催、さらには公式主催と幾度か行われ、当時機会があれば行きたいと思いつつ、タイミングに恵まれず断念していたのですが、今回奇跡的に仕事の休みと開催日の都合がうまくかみ合ったったため、初参加することができました。

絶叫上映に関するレポや感想を目にしながらも、実際に現場でどんな風になっているのか、こればっかりは、体験してみないとわからないので、とにかく一度経験してみたかったので、今回参加できて、本当に良かったです。

そんなわけで、軽く当日のレポ&感想を

大体一時間前くらいに劇場に到着、まばらながら既に絶叫上映会参加と思しき方たちがロビーに。
というか、劇場グッズのTシャツ、トート、ストラップを普通に身につけた人がたくさん、さらに奈々&ゆかりんのライブT着用者も多数でわかり易すぎるww
まあ、自分もそのうちの一人なんですがw
ていうか、後から集結してくる人たち殆どがそんな感じで純度の高さにおののく。

開場してやや時間を押して、席がほぼ埋まってから、劇場スタッフから注意事項のアナウンスがあり、いよいよ上映開始。
予告ののコカ・コーラのCMからノリノリの観客たち
本編がはじまるとさらにヒートアップ!
歓声、登場キャラの名前連呼、技名を一緒に叫んだり、それぞれのキャラの魔法光に合わせてリウムをふったり、挿入歌のシーンでは、ほぼライブのノリ。
なのはとフェイトがいちぃちゃしているシーンになると必ず、「ちゅーしろ」「結婚しろ」とヤジがとび、なのフェイが手をつなぐと温かい拍手が沸き起こるあたりにほっこり、ギガウマからアイスの流れのヴィータと登場から食事シーンでのアリシアの人気がすごかった。
あと何かにつけいじられるザフィーラw
ひたすらおっぱいおっぱい言われるシグナム&リィンアインス、カメラにローアングル要求したりとか、俺と代われ!とか変態多数。
また所々に秀逸なツッコミが入れてくる人たちがいて笑ってしまう。
個人的にボケツッコミでツボだったのは、はやてがトラックにひかれそうになったあとにヴォルケンたちと邂逅するシーンで、はやてが画面のしたにフェードアウトしていくところでの
「はやてちゃん、ボッシュート!」
確かにいわれるとそう見えるww
あと、リニスの「明日は嵐かもしれません」に対して、「それは困る、明日ライブだから!」
翌日すぐそばにある千葉QVCマリンフィールドで行われる水樹奈々ライブがあるという、この日この時でないと成立しない切り返しは見事すぎるww
最後は主題歌のブライトストリームをリウムを振って合唱。
上映終了後、全員で三本締めをして解散へ。最後までどこかのライブのようなノリでした。

自分はライブに行き慣れているおかげで、会場のノリに割とすぐのれてとても楽しめました。
正直なところ、本家の梅田の絶叫オフほどではないのかなあ、自分みたいな初参加組ばかりで、盛り上がんなかったらどうするよ?とか一抹の不安も抱いていたのですが、そんなことはなかった。
むしろ、本家の絶叫オフはこれ以上なのか!?と考えると恐ろしいものがあります。

参加してみての感想ですが、予想以上に楽しかったし面白かった!
既に複数回見にいったいて、実際上映中に心の中で叫んでいることを実際に声に出せるのは予想以上に気持ちいい。
ACSのところでなのはが突貫するところで「いけええええええええええ」と毎回心の中で叫んでいたのを全力で叫べて本当に気持ちよかったw
機会があればまた行きたいですね。

あと一つ驚いたというか、とても感心したのは、上映開始のアナウンスがはじまるまで、みんな、非常にマナーよく、静かに待っており、上映中も注意事項に反したり、迷惑行為をするような人が全くと言っていいほどいなかったこと。
他の上映会でも基本同じなのだろうと思うけど、こういうイベントだからこそマナーを守った上で、盛り上がることが重要で、だからこそ、こうして、絶叫上映会が継続して、開催されているのであって、主催してくださる劇場側にとっても我々にとっても有益で、これはとてもたいせつなことだなあと。

うん、いや今回参加してみて改めて思うけれど、リリカルなのはのファンは本当によく訓練されたいいお客さんたちばかりだなあと感心するとともに、少し誇らしく思いました。

2012/09/06

高町なのはの正義、戦う動機とは

↓こちらの記事、高町なのはの正義、戦う動機についての問題がよくまとめられてて関心

高町なのはの真実 ~The MOVIE 2nd A'sに描かれないもの~ - くろうのだらオタ日記

自分は、なのはの動機が明瞭に描かれないことに、いくばくかの不満と、もどかしさを感じていたのだけれど、あえて描かれない事で、逆に、なのはという存在の「正義」あるいはヒーローとしての「神秘性」を担保しているという視点にはなるほど、と思った。

確かに「高町なのは」というキャラは、捉えづらい。何故そうまでして戦うのか、あんなに絶望的な戦いの中で心が折れないのか、不明瞭であるからこそ、そこに対する興味、関心が尽きないとも言えるし、なのはというキャラをなのはたらしめているとも言えるかもしない。


>なのはとフェイトの動機は、実はかなり明確だ。彼女達は、互いに認め合いたいがために、その存在の意味を、つまり正義を証明する場を強く望んでいた。

これはちょっと、自分が気づかなかった点で、読んでどきっとした。

闇の書事件の戦いにおいて。二人が互いを認め合うこととともに、なのは自身は、自分が手にした魔法、正義を行使する力の存在が、より確かなものであることを証明する場所を欲しいていて、それを得たのであり、フェイトは、フェイトで欠落した自らの存在が、周囲の人たちや、世界に必要とされるものであることを、証明したかったということだろうか。
こう解釈すると、無関係の事件になのはとフェイトが首を突っ込んでいく動機としては、確かにしっくりくる。
言動が子供離れしている二人だけれど、こういう自己顕示欲、純粋さとエゴの紙一重から発する「正義」という意味では、年相応の子供らしさではあるなあ、と。

ちなみになのはの動機に関しては、1stのコミック版で、かなり深いところが描かれてはいるのだけれど、この辺を踏まえて、映画第三弾で、高町なのはの物語をオリジナルエピソードで描いて欲しいなあ、というのが個人的な希望だったりします。


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